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hikaru side
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『……それで、その‘雪乃A’という人は
小2の頃に水難事故にあって、それから
ずっと眠っている、と…』
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渡『……うん、』
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『…で、その人はもしかしたら……』
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ｶﾞﾀﾝｯ
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物音に驚いて振り向くと
青ざめた顔の目黒が立っていた。
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『え…、目黒？……てかお前、真っ青…』
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だけど目黒は、そんな俺の声なんて
耳に入っていないようだった。
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渡『…目黒…？』
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目『あ、あぁ…！』
何かに怯えるような、目黒の顔。
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『目黒！？』
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目『うわあぁぁぁぁ〜！！！』
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『目黒！？…おい、目黒、しっかりしろ！』
渡『目黒！？どうしたっ！！』
突然叫び声を上げ、座り込んだ
目黒の口から発せられた言葉は…
.
.
.
耳を疑うものだった。
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作者名：みぃ。 | 作成日時：2020年9月17日 12時
