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ren side
ベッドの側に佇む男がゆっくりと振り返った。
岩『なんだふっか、先に行くならそう言えよ、探しただろ』
深『……え……、あ、いや…』
振り返った男───深澤さんは、岩本さんを見ると
困ったような顔で、心なしか動揺しているようだった。
何かがおかしい。
直感的にそう感じた。
『本当に……そうなんですかね、岩本さん』
気がついたらそんな言葉が口から出ていて
その声にビクッと身体を揺らした岩本さんは
黙ったまま俺の顔をじっと見つめた。
「え？どういうこと……、蓮？」
Aの問いかけに答えず
俺も真っ直ぐ岩本さんを見据える。
岩『…何の話だか、俺にはさっぱり分かりませんけど』
『そうですか。俺の思い違いですかね。
───あ、そんなことよりも…
そこに寝てる人のこと、よく確認した方がいいですよ』
深『え、それってどういう───』
深澤さんは不思議そうな顔をして
振り返ると布団をめくった。
「………！む、向井さん？」
Aの素っ頓狂な声が響く。
ベッドに寝ていたのは翔太くん──ではなくて康二。
布団をめくられた康二は苦笑いをしながら
ゆっくりと起き上がった。
向『はぁー、怖かったぁー。
首締められるんちゃうかなって焦ったわー』
岩『──なんであんたが、』
向『ふふ、なんでやと思う？』
康二は岩本さんを見るとニヤリと笑った。
深『いや、待って。どういうこと？意味がわかんない。
翔太はどこへ……？』
『心配しなくても、翔太くんはいますよ。
────別の部屋にね』
硬い表情の岩本さんと、対照的に動揺している深澤さん。
俺と康二は、そんな2人を冷ややかに見つめていた。
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みぃ。(プロフ) - しずくさん» 初めまして！コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！この後少しずつ真実が明らかになって行く予定なので、この先も楽しんで頂けるように頑張ります！ (11月3日 12時) (
レス) id: fb4296a570 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - こういう謎を解いていくミステリーが入って恋愛も入ってる小説大好きなんで更新楽しみです！！！！頑張ってください！ (11月3日 0時) (レス) id: 4b943a174f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ。 | 作成日時：2023年10月9日 23時
