大切なものを護りたい (ページ8)

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story6 ページ8

扉が開いて、エリザベス様は金髪の少年に抱きついた

｢離れて一日もたってないのに…メリオダス様に会いたくて仕方なかった……！｣

……メリオダスさん、変わってないんですね(身長)

｢よしよし｣

慰めるやり方、違いませんか？

｢アルマリ…？｣

呼ばれたので、そちらを見ると

｢兄さん…？｣

泣きそうになっている兄さんがいました

｢アルマリ！｣
｢兄さん！｣

互いに抱きついて、泣きました

｢兄さん、ごめんなさい！私が…私がもっと強ければ、姉さんは……｣

私があの惨劇の時のことで謝っていたら、兄さんが頭を撫でた

｢もう、それ以上自分を責めないで…アルマリ

オイラは、君だけでも無事で居たことが、とても嬉しいんだよ…！｣

｢うぅ、兄さん…｣

｢そろそろいいかね？お二人さん｣

メリオダスさんにそう言われて、私たちは離れた

｢さてと、エリザベスは奪い返し、ヘンドリクセンは倒した、これで魔神復活計画もおじゃんだ
残すは王国解放のみ…さあ、どうする

ドレファス？｣