大切なものを護りたい (ページ23)

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story21 ページ23

｢ここだな｣

マーリンについて行って、一室に着いた

｢入るぞ｣

｢あわわ、待ってください！｣

中に入ってマーリンさんの体を探した

(あった！)

見つけたマーリンさんの体は聞いた通り石化していた

｢マーリンの？お前、自分で着けたのか？｣

｢ガランが去り＿＿ゴウセルが団長殿たちの前から逃亡しかけた不意をついて、私が着けた｣

[てへ☆]

ゴウセルさん、やることがちがうと思います

｢こ…この声は！マーリン！？｣

オレンジ髪の子が石化したマーリンの方を見た

｢どこを見ているアーサー

私はここだ｣

かなり近くにいたので、マーリンさんの声の方にふり返ったオレンジ髪の子と当たりそうになった

｢アルマリ殿！目が覚めたのですね！｣

｢は、はい｣

うぅ、やっぱり見れない……

｢ゲゲッ！！玉ころが喋った！！｣

豚さんが喋った！

｢マーリンの神器だ｣

｢体が完全に石化する寸前＿＿この明星アルダンに魂を移したのだ｣

｢よかった…！

って、マーリンの場合喜んでいいのかな？｣