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『アルマリ…』
アー…サー……
「アーサー!…あ、あれ?ここは?それに、王様は?!」
ど、どうしよう……
「起きて早々慌ただしいな、アルマリ」
この声……
「マーリンさん!……?」
あれ、どこにもいない
「ここだ」
声の方を見ると、黒い珠があった
ていうか、浮いてる…
「先ほどの質問だが、ここはキャメロット王城の一室で、陛下の病は無事治した」
よかった……
「あの、何かあったんですか?」
「……魔神族が目覚めた」
!そんな、魔神族が…
「先ほど、〈十戒〉のガランという者が来た
団長殿たちは負傷し、この国の聖騎士も多くの死が出た
私も戒禁とやらで体が石化してしまい、完全に石化する前に魂を移しこの状態だ
アーサーと、王女は私の“完璧なる立方体”で守ったから無事だ」
「そう、なんだ…」
眠っている間に、そんなことがあったなんて
そのガランって人に、メリオダスさんがかなわないなんて…
「アルマリ、お前にも協力していただきたい」
……メリオダスさんでもかなわない相手なのに
んーん違う……やらなきゃ、いけないんだ
「うん、協力する!」
「それはよかった
では、皆のとこに行くぞ」
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作者名:昌磨ℓσνє | 作成日時:2016年10月2日 0時