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story20 ページ22

『アルマリ…』

アー…サー……

「アーサー!…あ、あれ?ここは?それに、王様は?!」

ど、どうしよう……

「起きて早々慌ただしいな、アルマリ」

この声……

「マーリンさん!……?」

あれ、どこにもいない

「ここだ」

声の方を見ると、黒い珠があった

ていうか、浮いてる…

「先ほどの質問だが、ここはキャメロット王城の一室で、陛下の病は無事治した」

よかった……

「あの、何かあったんですか?」

「……魔神族が目覚めた」

!そんな、魔神族が…

「先ほど、〈十戒〉のガランという者が来た
団長殿たちは負傷し、この国の聖騎士も多くの死が出た
私も戒禁とやらで体が石化してしまい、完全に石化する前に魂を移しこの状態だ
アーサーと、王女は私の“完璧なる立方体”で守ったから無事だ」

「そう、なんだ…」

眠っている間に、そんなことがあったなんて

そのガランって人に、メリオダスさんがかなわないなんて…

「アルマリ、お前にも協力していただきたい」

……メリオダスさんでもかなわない相手なのに

んーん違う……やらなきゃ、いけないんだ

「うん、協力する!」

「それはよかった

では、皆のとこに行くぞ」

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作者名:昌磨ℓσνє | 作成日時:2016年10月2日 0時

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