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story9 ページ11

「アルマリ!アルマリ!」

アルマリがマーリンにお礼を言っている途中で、急に倒れそうになったので、力はないけれど、がんばって支えた

「うるさいぞ、キング」

マーリンにそう叱られるけど、呼びかけてもピクリとも動かなくて、不安でいっぱいになる

「ふむ…どうやら寝ているだけだな」

え、寝てる…?

「この状況でよく寝られるな」

いや、色んなことを平然とやれる団長も同じだと思うよ

「眠れないほど、王を心配しておったのだろう」

確かに、王様が重病なんだから、悠長に寝てられないよね…

「マーリン、アーサー王、アルマリも一緒にお願いしてもいいかな?」

「全然構いませんよ!」

「じゃあ、お願いします

アルマリ、起きたらいっぱい話そう!」

寝ているアルマリにそう言って、アルマリの神器で浮かせて、アーサー王に渡した

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作者名:昌磨ℓσνє | 作成日時:2016年10月2日 0時

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