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降谷 side






哀ちゃんの一言で全てが分かった。

Aが警察としての経験を活かして組織を潰そうとしていることも、俺を守るために遠ざけたことも、全て。



「梓さん、すみませんが早退させて貰います。子供達の食事代は僕のお給料から引いてもらって構いませんから。」


梓さんが頷くのも見届けずに、ポアロの裏口から走り出た。



車を公安部へと走らせていれば、ポケットに入れていた携帯が電話の着信音を奏でた。


「はい、もしもし。」

『安室さん!!爆薬の購入履歴を探して!!
それから…、麻薬の密輸情報も。』

「わかった。そっちはどうするんだい?」

『僕と赤井さんでAさんが行動を起こそうとしている日にちを探る!』

「了解。任せたよ。」

『うん、そっちもね!』


Aが行動を起こすのは、恐らく麻薬密輸の際だろう。ここまではコナンくんと読みが一緒だ。
問題はそこから…。
Aがいつ組織に攻められ、ドナーと変わってしまうのか。此処が重要な点だった。


「あぁ…、クソっ。」



もし読みを間違えれば、Aの命はない。
そう思うと焦りと不安ばかりが募って行った。













「風見。麻薬の密輸情報を、年内のものをすぐに持ってきてくれ。」

「了解しました。」

「お前達は爆薬の購入履歴を調べろ。まずは国内からだ。次に国外まで調べあげるぞ。」

「「「「「「了解しました。」」」」」」


明らかに今顔を顰めた奴がいたが、そんなことは関係ない。
例えFBIの力を借りることになっても、彼女の命だけは救わなければならない。
何故なら、




大切だから。


それ以外の理由はなかった。









ーーーーーーーーー






こんにちは!
作者です!!!



“嫌いの裏は愛してる”はこのペースで行けば今月中には完結する予定です。


こっちが完結したら、今更新が全く出来ていないもう一個のコナンの方を進めたいと思っているので…。
コッチよりアッチの方が面白い!って思っている方はもう少しだけ待っていてください…!




これが終わったらまた新作出すかも…です。
期待はしないで待っていて貰えたら嬉しいです(´∀`)





それでは、あと少しの間、お付き合いお願いします!!

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いちごって美味しいよね - レイナさん» ありまぁ…、全く気が付きませんでした…。ご丁寧にありがとうございます! (2019年2月2日 23時) (レス) id: e4cb51c86f (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - 題名の愛してるが愛ししてるになってますよ~ (2019年2月1日 3時) (レス) id: 43b7c4b6ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごって美味しいよね | 作成日時:2018年8月20日 13時

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