６２:裏切り？いいえ、運命（さだめ）。 〜貴方side〜 ページ17
晴矢がいなくなってから数週間後。
いつものように、部屋で外をぼーっと眺めていたときのこと。
風介が血相を変えながら私の部屋に飛び込んできた。
A「＿＿＿＿＿風介？」
風介「・・・戦争だ。」
A「(ゾクッ！！)え・・・せ、せん・・・そ・・・」
風介「火炎の国の兵士たちが攻めてきた。しかもそれは・・・
魔神ではなく、晴矢が率いる軍らしい・・・」
A「・・・嘘。」
晴矢が・・・雪の国を滅ぼしに？
風介「火炎の国は君を狙っている！殺すために・・・！！」
A「・・・そして、雪の国を消すために。」
風介「A・・・ ここは私たちに任せて、君は早く逃げるんだ。」
A「！？ そんなこと・・・できない！！」
風介「でないと君が殺されてしまう！！
・・・大丈夫だ。私があいつらから守ってみせる。」
A「でも・・・今、ここには私しかいない。」
風介「？ どういうことだ？」
A「士郎もアツヤも火炎の国に殺されて・・・今、雪の国を救えるのは、私しかいないと思う。
晴矢が火炎の国を率いるなら、私は雪の国を率いる。
大丈夫、安心して？ 誰も・・・誰も、傷つけたりしない。
晴矢だって、話せばきっとわかってくれるよ！ 魔神さんだって・・・
伝説を覆して、仲良くしていけば・・・きっと・・・」
風介「・・・A。」
ぎゅ・・・
風介「・・・わかった。 危険な真似は絶対にするな。」
A「・・・うん。」
風介「Aが雪の国を率いるなら、私はAの指示に従うよ。」
A「ありがとう。 じゃあ・・・剣は持たないで。」
風介「！？」
A「言ったでしょ？誰も傷つけないって。 ・・・雪の国の人達だけじゃない、火炎の国の人たちもだよ。」
風介「しかし、相手は熱くなりやすい性格だ。剣を持っていることは・・・」
A「・・・そんなこと、考えないで。」
風介「・・・！？」
A「お願い、考えないで・・・。」
６３：A peace of snow... 〜風介side〜→←６１：心の底から、愛して、泣いて。 〜晴矢side〜
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涼野海帆（冷凍中(プロフ) - RIRANさん» ありがとうございます！頑張ります(｀･ω･´) (2013年1月21日 23時) (
レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
RIRAN - 更新頑張ってください (2013年1月21日 18時) (レス) id: aa55c4e490 (このIDを非表示/違反報告)
涼野海帆（冷凍中(プロフ) - らいむみんとさん» 更新遅くてごめんなさい！もうすぐ冬休みなので、まとめて更新したいと思います( ´ ▽ ` ) (2012年12月26日 15時) (レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
涼野海帆（冷凍中(プロフ) - 晴嶺さん» 返信できなくてごめんね…。 そうなんだ！大丈夫だよ！ (2012年12月26日 15時) (レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
らいむみんと(プロフ) - 久しぶりにこの小説読んだ！（読み直し）更新楽しみ！ (2012年12月17日 19時) (レス) id: f79ee99ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼野海帆 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/agogolove3249/entry-11179204072.html
作成日時：2010年12月27日 19時
