６０：守りたいのに。 〜晴矢side〜 ページ15
＿＿＿＿＿火炎の城・・・ 魔神「晴矢君。今から私が言うこと、聞いていてくれる？」 晴矢「ハァ！？何で俺がお前の言うことなんか・・・」 魔神「・・・黙らせて。」 軍人「ハッ！！」 ドカッ！！ 晴矢「ぅあッ！！」 魔神「・・・黙って聞いていて！ 我々火炎の国は昔から三十七代目の雪の国の姫を殺す計画を進めてきていた。 ・・・三十七代目の雪の国の姫が誰かは分かるわよね？」 晴矢「ああ・・・」 Aだ。 最初に氷の城に入ったのも殺すために・・・ 今思えば、馬鹿だよな。 あんな優しいやつを殺そうなんてよ。 魔神「あいつを殺すために、私たちは最善を尽くしてきた。」 ・・・Aを殺すために最善を尽くした？ Aを殺すことに、最善なんてねぇ。 魔神「でも、その中のリーダーとも言える晴矢君が・・・あいつに恋をしてしまった。」 ・・・俺も最初は自分で驚いた。 お父様の一言で気づいた、掟破りの、恋。 魔神「だから私は、晴矢君と結婚してあの女を殺す計画をたてた。 でも、あいつが・・・女王が邪魔だった。 だから私は・・・あいつを殺した。」 背筋が凍った。 こいつは、すでに・・・ 人殺し。 魔神「だから、今の火炎の国の指導者は私。王子の座を捨てた貴方が言える立場じゃないのよ。 ・・・さ、おしゃべりはここまでにしましょ。 戦争の準備をしなくちゃ。」 晴矢「戦争！？」 魔神「当たり前じゃない。私たちの最大の目的は、雪の国の姫を殺すこと。 貴方が悪いのよ？あいつを早く殺さないから。 さあ、行きましょう？ 『火炎の国の王』、晴矢君。」
６１：心の底から、愛して、泣いて。 〜晴矢side〜→←５９：皆と、自分の思い。 〜貴方side〜
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涼野海帆（冷凍中(プロフ) - RIRANさん» ありがとうございます！頑張ります(｀･ω･´) (2013年1月21日 23時) (
レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
RIRAN - 更新頑張ってください (2013年1月21日 18時) (レス) id: aa55c4e490 (このIDを非表示/違反報告)
涼野海帆（冷凍中(プロフ) - らいむみんとさん» 更新遅くてごめんなさい！もうすぐ冬休みなので、まとめて更新したいと思います( ´ ▽ ` ) (2012年12月26日 15時) (レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
涼野海帆（冷凍中(プロフ) - 晴嶺さん» 返信できなくてごめんね…。 そうなんだ！大丈夫だよ！ (2012年12月26日 15時) (レス) id: 13e0a49e98 (このIDを非表示/違反報告)
らいむみんと(プロフ) - 久しぶりにこの小説読んだ！（読み直し）更新楽しみ！ (2012年12月17日 19時) (レス) id: f79ee99ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼野海帆 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/agogolove3249/entry-11179204072.html
作成日時：2010年12月27日 19時
