イナズマイレブン～氷の王子と火炎の王子パート2～ (ページ2)

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４７：絶望ページ2

士郎「あ・・・ああ・・・」
女王「さぁ、次は貴方の番よ、吹雪士郎。」
士郎「あ・・・アツヤを返せ・・・」
女王「返せないわよ？もう。」
士郎「じゃあ・・・僕はどこに行ったら・・・アツヤに会えるの・・・？」
女王「そうね・・・＿＿＿＿＿

天国かしら？」
士郎「天国・・・アツヤ・・・」

士郎は火炎の国の女王からマッチを奪った。

士郎「僕・・・アツヤに会いに行く・・・今すぐに・・・！！」

マッチに火がつく。

士郎「アツヤ・・・待ってて・・・僕が・・・今行くからね・・・」
女王「ふふ・・・そうよ、そのまま身体に火ｗ(？「待て！」誰！？」
風介「ハァ・・・ハァ・・・ま、間に合ったのか・・・？」
女王「氷の国の王子！？何故ここに！？」
A「士郎！死んじゃ駄目！」
士郎「A・・・？」
晴矢「お母様！もうやめてください！」
女王「晴矢！貴方・・・おかしくなってしまったの！？」
晴矢「お母様のやっていることが間違っているんです！」
女王「！な・・・」
晴矢「何故雪の国を滅ぼそうとするのですか！？雪だって大切なものです！確かに俺達火炎の国には関係ないかもしれませんが、決して無くしてはいけない存在なんです！！」
女王「う・・・五月蝿いわね！私に関係ないなら無くなってもいいじゃない！」
晴矢「それはお前の自分勝手な意見だろ！？お前が大切に思っていなくても！雪の国や氷の国や南極・・・沢山の人々が必要としているんだぞ！？簡単に無くなれなんて言うな！」
女王「っつ・・・！！もういいわ！私は貴方と縁を切ります！」
晴矢「ああ勝手にしろ！」

バタンッ！

女王「・・・なによあの子・・・私が育てた覚えないわ！

まあいい！早くアツヤに会いたいんでしょ！？」
A「え・・・アツヤ・・・！？」
士郎「・・・殺されたよ。僕の罪で。」
A「そんな・・・」

Aは床に座り込んでしまった。

士郎「だから・・・バイバイ・・・」
A「えっ・・・！？」

そのときだった。マッチの火が士郎の指先についた。

士郎「うあああああぁぁぁぁあああ！！」
A「士郎！いや！！士郎！！！！！」

士郎の足元には水が溜まっていた。
それは、溶けた身体からなのか、それとも・・・

士郎「A・・・大好き・・・だよ・・・」
A「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁあああ！！」

兄弟が流した涙なのか＿＿＿＿＿