傷心同士【ハイキュー】

32話 ページ32

割と大きな声を出してしまったせいか、入口が近い学校の人達が見に来る。


？「どうしたんですか？」


私に近づいて来たのは、白鳥沢の白布くん


あ「あ、蛇口捻ったらなんか指切れて……」


私がそう言うと、白布くんは蛇口を見て、ハンカチを取り出して蛇口の下らへんをいじって何かを取った。


白「カッターの刃が挟まってる。って、それより早く処置しよう。」


白布くんは私の手を引いて、体育館に行く。


白「清水さん、雪影さんが怪我したので処置お願いしていいですか？」


潔子さんはどうしたの？と驚きながら私の指を見る。


清「結構ざっくりいってるね。消毒しみると思うけど、するね。」


私は頷いて、潔子さんにされるがままに処置してもらった。


清「止血は出来たし、ある程度は大丈夫だと思うけど、血が染みてきたらまた言ってね。」


あ「ありがとうございます。皆さんも練習を止めてしまってすみません！」


白布くんありがとね、と付け足してはなす。


清「そうだ、Aちゃんその手じゃ仕事やりづらいでしょ？だから、仁花ちゃんさえ良かったら、Aちゃんの手伝いして欲しいんだけど」


潔子さんの急な提案


それはちょっと申し訳ないんだけど……


谷「わ、私は大丈夫ですよ！A先輩大変だろうし、手伝いたいです！」


仁花ちゃん……なんていい子なの……


あ「ありがとう！じゃあ悪いんだけどお願いしようかな」


谷「シャ、シャチ！」

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