爆心地のお気に入り【爆豪勝己】 (ページ9)

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7話ページ9

着いたのは隠れ家的な雰囲気のいいカフェ

……なんか悔しい

顔も良くて店選びのセンスもいいんか

爆豪「なんだその顔」

鼻で笑いながらそう言う勝己は何故か楽しそうで

あ「うっさい」

悔しいと思った感情も、まぁいっかと流してしまえた

･

あ「美味しいね」

勝己のおすすめだというペスカトーレを頼んだ

火を通しすぎず、程よい食感を残した魚介にピリッと丁度よく効いた鷹の爪の合わさったトマトソースはまさに絶品

爆豪「だろ？」

ニヤリと自慢げに言う勝己はサマになっていて、また悔しくなる

あ「勝己ってさ、どんな学生生活送ってたの？」

ふと気になってそう聞いた瞬間

「あれ！爆豪じゃん！！」

テンション高めの声音で勝己を呼ぶ声

振り向けば

チャージズマに烈怒頼雄斗にセロファン

人気のプロヒ3人組がいた

爆豪「ああ？なんでいんだテメェら」

治安悪そうに言う勝己

そういえばみんな雄英高校の同期だったんだっけと記憶を掘り起こす

切島「爆豪こそ、女の子と一緒なんて珍しいじゃねーか！」

瀬呂「ほんとだよな。あの爆豪が女の子と……」

上鳴「彼女か？」

そんなに勝己と女の子の組み合わせ珍しいのか……なんて思いながら

あ「違うよ。残念ながらただの友達」

爆豪「ﾁｯおめーらいいからどっか座りやがれ」

勝己がそういえば、3人ははーいと返事して隣の席に座った