爆心地のお気に入り【爆豪勝己】 (ページ22)

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マニキュア2 ページ22

友達が帰った後、勝己が仕事から帰ってきた

あ「おかえり〜！見てみて！」

珍しくテンション高めな私に、勝己は驚いているが、手を見るとそれも変わる

爆豪「あ？ネイルか？」

あ「うん！友達にやって貰ったの〜！勝己の色イメージしてやってもらったんだ〜」

そう言えば、勝己は頭を抱える

勝己？

そう覗き込めば

爆豪「なに、可愛いこと言ってくれてんだボケ。てか、俺もそんくらいできるわ」

あ「え？」

勝己は私の手を恋人繋ぎをするように取って、チュッと手の甲にキスする

爆豪「来いよ」

そのまま手を引かれて、ソファに座らせられる

爆豪「足は俺がやってやんよ」

勝己は近くのテーブルに並んでいたマニキュア液を取って、私の足元に座る

そして、私の足を自分の膝に乗せてマニキュアを塗り出した

あ「わぁ、ホント勝己って器用だね」

友達並の手際で塗られていく足を見てそうつぶやく

爆豪「こんくらい楽勝だわ」

そういつも通りハッと笑う勝己

それがなんとも愛おしくて

チュッ

下を向く勝己の頬にキスをした

爆豪「ﾁｯはみ出しちまうだろーが。後でたっぷりそっちも可愛がってやるから覚悟してろや」

勝己はそう言って、また塗りに戻った

翌朝、腰の痛みで起きると、綺麗な指と足が目に入る

勝己にはかなわない

そう確信した瞬間だった

『マニキュア』〜Fin〜