6話 ページ8
ギュッと手を繋いだまま、数分が経過した
オマケに沈黙
……耐えられない
あ「三ツ谷、そろそろやったら?」
そう言えば
三ツ谷「俺と手ぇ繋ぐの嫌か?」
そう聞いてくる始末
そういう問題じゃない!!
だって、見てみろよ手芸部員を!
こっちをたまにチラチラ見ては、ニヤニヤと笑みを浮かべている
餌食になってるよ!完全に!
あ「嫌、じゃないけど……三ツ谷の進まないじゃん」
三ツ谷「俺のはいいんだよ。こんくらいならすぐ終わるし」
あ「でも!これ以上ニヤニヤされるの耐えられない!てか!三ツ谷仕返しでしょ絶対!気付いててやってるよね?」
そう言えば、バレたかと笑って手を離した
「あれ?もういいんですか?もっとイチャついて貰って構わないですよ?」
後輩の1人がそう言った
三ツ谷「御幸は恥ずかしがり屋だもんなぁ。俺は見られてもいいんだけどな」
あ「もー!うるっさい!先帰る!」
私は部室を足速に去った
・
とは言ったものの……
一緒に帰る約束はしたし、待ってなきゃ……
そう思い、教室に戻ると人影があった
「あれ、御幸じゃん。三ツ谷は?」
“彼”がいた
あ「ちょっと逃げてきたの。まぁ、部活終わるまでは待つけど」
久しぶりに2人きりで話すのは緊張する
「三ツ谷とはどうよ?あいつ良い奴だし、毎日楽しいだろ?」
笑って聞いてくる彼に少しモヤモヤする
楽しいし、言うことは合ってるけど……
あなたに言われると少し……胸が痛む
あ「まあね。三ツ谷はホントに私の事大切にしてくれて良い彼氏だよ」
「だろうなwアイツなんでも出来るし……まぁ……御幸と話す時間が前より減ったのは残念だけど」
そう苦笑する彼
……やめて
あ「うん……けど、いつでも話しかけてよ」
本心だった
数日三ツ谷と付き合って、三ツ谷のカッコイイ所も可愛い所も沢山見た
三ツ谷に気持ちが少しずつだけど傾いたのは否めない
それでも……
その言葉だけで、彼への気持ちは蘇ってしまうし、それで苦しくなる
好きって……苦しいね
あ「ぁれ?」
胸がズキズキ痛んで、ポロッと涙が数滴溢れた
「え!?どうした?ごめん!なんか気に触ること言った?」
慌てふためく彼
そして_____
「は?」
タイミング悪く三ツ谷が入ってきた
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たまごかけごはん - ファアァアァァァアァアアアアア(??????)好きすぎますゥゥッッッ…更新頑張ってください!!!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: db0639213b (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 好きです。 (2021年9月10日 22時) (レス) id: 14a4d572b2 (このIDを非表示/違反報告)
零。 - ウッッッッッッ(尊死)アッッッッッッッ(心肺停止) 好きッッッッッッ(感想的な何か&遺言)あ、ピンク展開きたら俺が泣き叫びまs(((((((また来ます!(スライディングdogeza) (2021年9月2日 22時) (レス) id: 7f3bd8d569 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - あいちさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年8月22日 23時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
あいち - いやぁぁ好きぃぃぃぃぃぃぃ 更新頑張ってください!! (2021年8月22日 22時) (レス) id: f5a49dd07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空 | 作成日時:2021年8月12日 23時