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あ「なんなの……ホントに……なんなのよ」
ポロポロと涙が溢れて止まらない
もう、悟への気持ちなんて捨てた
それなのに……
あ「なんで泣いてんのよ……」
思ってたより早く女遊びを始めてたから？
私は……
なんで泣いてるんだろ……
悲しさも、悟への気持ちも全部全部100回目の最期に置いてきた
もう私は自由に生きるんだって……
悟の婚約者としての自分はもう捨てるんだって……
もう……アイツに恋なんてしないんだって……
なのに……
いざ蓋を開けてみたらどうだろう
こんなので泣くなんて……
まるで……
あ「まだ私が悟を好きみたいじゃん……」
･
家入「それで？どうするわけ？」
散々泣いて、子供のように泣き疲れて寝た後、私は硝子のもとへ来ていた
ここ最近の悟との話をして……しまいにはつい最近まで悟を好きだった話までした
あ「どうするもこうするもさぁ……あと数日で私アイツと正式に婚約するんだよ？最近はどうやって婚約破棄するか考えてるけど……」
家入「別に五条とは幼馴染みたいなもんだろ？婚約破棄まで考える程の何かがあったわけ？」
硝子から聞いた話じゃ、傑が呪詛師になってから女遊びが始まったという
私はそんなことにも気付かず、100回も人生を無駄にしたわけだ
正直に話せるわけもない
あ「だって……悟の顔だったら、色んなタイプの女の子集まりそうじゃん？絶対地雷系とかストーカーとかいつの間にか引っ掛けてて、私の存在を知られて逆恨みされた挙句、殺される未来が見える」
遥か遠くを見るような目でそう言った
家入「……否定しづらいのがなんとも言えないな」
硝子はそう言って苦笑をもらした
あ「でしょ〜？だから！私は絶対婚約破棄するんだ〜。まぁその方法も思いつかないけど……とりあえず、私は私のやりたいようにやるって決めたから」
家入「ま、頑張れよ。少しくらいなら手伝うし」
硝子はそう言うと煙草をくわえた
あ「硝子〜！やっぱり持つべきものは親友だね！！」
私はそう言って硝子に抱きついた
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) @page41 id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - わぁ……何故だか目から水が………自分って泣き虫なんですね← 結果的に夢主ちゃん死んじゃいまいしたけど、いいお話でした！これからも応援しています！ (9月5日 7時) (レス) @page40 id: 683952a146 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 空さん、この小説はハッピーエンドですか？ (2021年6月22日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
(o´･ω･`o)(プロフ) - 空さん» マジですか！？じゃあよっしゃー！！もしも五条さんとの子供が出来たら真っ先に駆けつけて欲しい(笑) (2021年5月21日 20時) (レス) id: 1f4799768f (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - (o´･ω･`o)さん» 分かりますw私も書いてて、あれ？五条さんよりお兄さんの方が……みたいなこと思いましたwお兄さんとの関係は良好ですので安心してくださいw (2021年5月21日 20時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空
x他1人 | 作成日時：2021年1月27日 20時
