誘惑上手な彼女【宮侑･宮治】

7話 ページ10

角名「A、もしかして侑のこと気に入った？」

宮侑が教室を出て行った後、倫太郎は少し顔をひきつらせながら言った


あ「んー、どーやろなぁ。まぁ面白いとは思うとるで？」


治「マジでツムのやつ運の尽きやんw」


まぁ私に気に入られた人は必ず喰われるって噂流れとるもんなぁ


運の尽きってのは間違っとらんけど……


あ「でも、面倒やしなぁ。私長生きしたいし……」


倫太郎や治とやっといて今更なところはあるが、宮侑は別格だ


実際問題、前にお姉様方に囲まれたし



明菜「まぁAの目標の学年全男子達成を考えると、避けられない壁ではあるよなぁ」


なんて、腕を組みながら考え出す明菜

てか、ちょっと待て



あ「なんやその目標！私そんな目標立てとらんで！？」


明菜「あれ？そうやったっけ？まぁどうせそうなるやろw」


なんて呑気な明菜

さすがにならんわボケ


角名「てかさぁ、Aってこの人はダメとかないの？」


倫太郎が大前提の話を聞いてくる


あ「私かて人くらい選んどるわ。ただ私は人よりストライクゾーンが広いだけやからな？ちゃんと好き嫌いあるで」


治「そーなんか。なら俺と角名はそのストライクゾーンに入れたっちゅうわけか」


今度は口にパンを詰めながら言う治

色々とツッコミたいが……

とりあえず、どんだけ食べるんだよ



あ「逆にアンタら2人が入らない人おるんか？いたらマジでびっくりやで？」


なぁ、と明菜に同意を求める


明菜「せやな。2人が入らないとか、その女の子理想が高すぎるで？」


うんうん、と頷くと、だよなぁと治も倫太郎も言う


なんや、自分の顔面偏差値の高さ分かっとるんがムカつくわ


なんて、昼食を食べながら八割方下い話をして昼休みは終わった

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