1話 ページ3
事の発端は昼休み、購買の帰りに起きた
いつものように明菜や他の友達と話しながら、教室に入ろうとした時のこと
よそ見をしていたら、ぶつかって尻もちをついてしまった
あ「ごめん」
相手もわからんまま、謝罪すると
「お前わざとやろ?よくいるんよなぁ。わざとぶつかって俺と話そうとするやつ」
なんて、ふてぶてしい声でそう言った男
誰やと思って顔を上げると
うちの学年で人気者の宮だった
あれ、金髪やから、あつし?やったっけ?
あ「えっと?私喧嘩売られとるん?」
隣にいた明菜に問いかけると、微妙な顔をしながら頷かれた
侑「何とぼけとんねん。はよわざとやって認めろや」
なんやこいつ……
あ「あのさぁ、アンタがイケメンなんは認めるし、私も男好きなんは認めるけど……私、アンタに興味無いねん。私が興味あるんは、男のブツであって、本人じゃないんよ……お分かり?」
私は宮の襟元をグッと引いて、少し動けばキスしちゃうんじゃないかという距離でそう言った
「あれ、侑がぶつかったのAだったんだ」
そんな所にきたのは
あ「あ、倫太郎やん。ねぇ、コイツなんなん?なんだっけ、宮あつし?やっけ?ホンマに自過剰で失礼なんやけどなんとかしてくれへん?」
侑「あつむやあつむ!誰やねんあつしって!てか角名この女と知り合いなんか!?」
私と倫太郎の会話をぶった斬るように、ツッコミを入れた宮
角名「知り合いだけど。まぁふつーに侑が悪いでしょ。Aは基本男に興味無いからね。皆が皆侑に気があるわけじゃないってことだね」
騒ぐ宮に冷静に意見を言う倫太郎
あ「まぁ倫太郎になら興味あるよ〜wまた暇な時誘ってや。そんじゃ、私謝ったし、もうええ?早く座りたいねん」
私がそう聞くと、倫太郎は頷いたので、席に座った
これが、私と宮侑の出会い
487人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サラ - この作品とても面白いと私は思います!新作も読ませていただきます🙇♀️ (2022年7月18日 13時) (レス) @page6 id: 3d532de5ee (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 亜由羅さん» 最初はかなり低評価押されていたので、何がダメだったんだろうと思って、作者ページを設けさせて頂きました。今では完結してかなりたったにも関わらず、更新当時のようにアクセス数が伸びていてありがたい限りです!新作もよろしくお願いします! (2022年7月14日 0時) (レス) id: 746d8caef6 (このIDを非表示/違反報告)
亜由羅(プロフ) - 最初あたりで低評価うんぬんかんぬん言ってましたけど、普通にめっちゃ面白かったです!新作も読ませて頂こうと思ってます!これからも頑張ってくださいね!!! (2022年7月13日 23時) (レス) @page40 id: 221645b4bb (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2020年5月12日 20時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 凄く面白くていつも更新楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2020年5月12日 20時) (レス) id: 72ed035e10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空 x他1人 | 作成日時:2020年5月10日 18時