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療養中 〈一話〉 ページ13

しのぶさんとお話していると、廊下からバタバタと騒がしい音が聞こえてきた。


その足音はちょうどこの部屋の前で止まる。


……うん、実弥さんだろうな


その予想と共に一気に開く扉


不「A!!」


実弥さんはそう叫びながら、部屋に入ってきた。


私を見て、何かをこらえるように俯いた後、ゆっくりとこちらに歩いてきた。


不「…かった……無事で良かった」


私を抱きしめながら、小さな声でそう呟いた。


実弥さんの腕の中……


温かいなぁ……


私は実弥さんの背中に手をまわした。


あ「私は生きてますよ。実弥さん」


この言葉に実弥さんの抱き締める力が強くなった。


実弥さんの家族の話は聞いた。


だから、きっと、誰よりも身の回りの人間が亡くなってしまうのを恐れてる。


実弥さんは誰よりも優しい人だから。


そんな実弥さんのためにも、私はそう簡単に死ねない…死んじゃいけないんだ。

療養中 〈二話〉→←合同任務 〈四話〉



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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 冨岡義勇   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 紫苑さん» 私も終わりよければ全て良し人間なんでw応援ありがとうございます!コメント嬉しいのでまたいつでもしてってください!これからもよろしくお願いします! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 空さん» あっ、よかったです!最後は和解して解決なら安心ですね!((( 個人的に終わりよければ全て良しなんで安心です!なんどもコメントしてすみません...。応援してます! (2019年10月26日 21時) (レス) id: 6738526fae (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫苑さん» なるほど!そうさせていただきます!ご指摘ありがとうございます! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - それと、提案なのですがもし嫌われにされる場合嫌われが苦手な人や地雷の人が気づかずに読んでしまわないようATTENTIONのところに嫌われの注意書きを一言添えてはいかがでしょうか? (2019年10月26日 21時) (レス) id: 6738526fae (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 藍莉さん» 初めまして!読んでくださりありがとうございます!「サザエちゃん」は私も今コメントを見て吹き出しましたwwwこれからも頑張りますので、最後までお付き合いください! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d888a76c5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年10月25日 23時

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