百三滴目 ページ11
中原「大丈夫だ。お前がﾀﾋぬと彼奴が悲しむ…そんなことは、させねぇよ。」
ルイヤ「！？・・・頼もしい、ですね。さぁ、着きましたよ」
一瞬驚いた顔をしてから微笑まれた。
そこをみると、只の草原だった。
(まぁ、すぐ見つかったら意味ねぇか)
俺はすぐにそこら辺の草を払った。
ルイヤ「おぉ、流石。」
中原「これぐらいはな。ここで合ってるか？」
ルイヤ「はい、多分こちらで間違いないと思いますよ？てか、これ以外に無いと思いますがね
そこには、マンホールがあった。
中原「罠って、何をするんだ？」
ルイヤ「このマンホールが開いたら爆弾が爆発するという仕組みにするつもりです。」
中原「そしたら、爆弾がこのマンホールの中に入ってく仕組みを足すことはできないか？」
ルイヤ「おぉ、それがいいですね。」
すると、何かの呪文の様な物を唱え始め、魔法陣の様な物がマンホールの上に張られた。
ルイヤ「よし、これでできました。とっとと他の所もやりましょうか」
中原「！？それは、異能か？」
ルイヤ「いいえ、異能ではありませんよ。魔法…といえばいいのでしょうか。これは、お嬢様の眷属が持てる力です。」
中原「ほぉ、そんなものが…」
ルイヤ「だが、それにも代償が必要なんです。私共は、大体“目”ですけどね」
中原「目…？」
ルイヤ「はい。」
すると、ルイヤは左目を覆っていた眼帯を外した。
中原「おい、それ…」
ルイヤ「これが、私共の魔法の元。それに服従の証…」
ルイヤの左目には、茶色の宝石が入っていた。
ルイヤ「あの人、元々の瞳の色で宝石を選ぶんですけど、私の色って琥珀ぐらいしかないんですよ。でも琥珀って中が酷いじゃないですか」
(あぁ、樹脂からだから死骸とかか…)
ルイヤ「それでも探してはくれたんですが、やっぱり全然無くて結局ちょっと違う色を嵌め込んだんです。この宝石には、魔法陣が描かれていて少々ではありますが魔法が使えるようになるんですよ」
愛おしそうにその宝石を撫でるルイヤからは、忠誠心以外の感情が垣間見えた。
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RIN5hime(プロフ) - はらさん» すみません、外し忘れていたようです。本当に申し訳ありませんでした。ご報告、ありがとうございます。 (2018年4月9日 3時) (
レス) id: fa950d0707 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 続編なのに何でオリジナルフラグ外し忘れてるんですか〜？ (2018年4月8日 9時) (レス) id: 73e7bfd0e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN5hime | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuduki271/
作成日時：2018年4月8日 3時
