老いない美女幹部【中原中也】season２

五十四滴目ー月詠ｓｉｄｅー ページ10

部下への報告が終わり、廊下を歩いていると中也に会った。


中原「よ、暇か？」

月詠「はい」

中原「一緒に昼飯食おうぜ」

月詠「はい！」


と、私達は食堂に向かった。


中原「で、部下の名前は憶えられたか？」

月詠「はい、全員」

中原「マジか…何かお前といるとそれが普通に考えてくるわ。後、敬語じゃなくてもいいぞ」

月詠「わかった」


私はオムライスを、中也は蕎麦を食べた。

以外過ぎて“何で？”って聞いてみたら“今日は軽めが善い気分だからだ”なんて答えが返ってきた。




食べ終わってから、


中原「部下と仲良くやってっか？」

月詠「はい？」

中原「お前の部署、例のだろ？」

月詠「あーあのﾀﾋの部署だっけ？毎度毎度担当する人がクズで最もﾀﾋ者が多い。入ったが最後、ﾀﾋぬまでﾀﾋと隣合わせ…」

中原「そうだ。首領は何考えてんだかな」

月詠「ま、そんな噂も私の代で消しますけどね。部下は絶対ﾀﾋなせない、何があってもだ…」

中原「ふぅん？」

月詠「今日の任務で部下達や首領に希望を見せてやる」

中原「そっか」


と、中也は私の頭におもむろに手を置いて食堂を出た。









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月詠「もしかして、励まされた…？」




(不器用な人…)









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顔に熱が集中した。









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