ピアス ページ24
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あれから二ヶ月経って、一向に元気にならない私
それどころかふと止まると瑞稀さんを思い出して
はぁ、なんてため息をつく日々
そんな私にしびれを切らした那由と涼は
那由「おいお前さんよ」
「はぁ」
涼「だめだこいつまともに話せやしない」
「失礼な、話せるよ」
那由「よし、じゃあ行くよ」
那由が私の手をぎゅっと掴んだと同時に学校のチャイムが鳴る
担任の"席つけー"の声がして
那由はガバッと立ち上がると
せんせー、早退します、！
なんて言えば担任ははぁ！？なんて
しっかりテンプレな反応を示したけど
私の手を掴んだ那由と、なゆと並走する涼
……いやどこ行くの？
那由「やっぱさ、元気になるならこれしかないっしょ？」
そう言って、キラキラ笑顔の那由が指さした先は
大きな音とキラキラのネオンを放つゲームセンター
よし、なんて言いながら走り出したのはプリクラ
…プリクラなんでいつぶりだろう
·
那由「はあ！楽しかった！！」
涼「Aのこと元気づけたいって言った割にはお前が楽しんでたな」
那由「だってやっとプリクラもカフェも行けたんだもん！」
そう、あれからゲームセンターに着いた私達は
プリクラを撮ったり某有名カートゲームをしたり
そのまま新しく出来た駅前のカフェでは
那由が特大パフェを頼んでいた
「なんか、久々に楽しかった」
那由「ほんと！！！？よかったー！」
涼「じゃあ明日からは絶対笑顔で学校来いよ？いいな？」
「うん、ありがと」
じゃあなーって駅で二人と離れたのは5時半
なんだかんだ言って、初めて学校をサボってしまった
瑞稀さんならなんて言うかな、馬鹿だなぁって
呆れながら笑ってくれたのかな
そんなことも、今はもう叶わないけど
帰り道、そんなことを考えて一人でナイーブになってたら
「……………A？」
「っ、優斗くん、」
久しぶりだなって、笑顔を見せてくれたのは
私が避け続けていた張本人の1人、優斗くんで
優斗くんは戸惑う私を見てまた微笑んだ
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カナミヤ - 続きがめちゃくちゃ楽しみです！！更新頑張ってくださいー！ (2020年9月14日 17時) (
レス) id: 949b57da1a (このIDを非表示/違反報告)
�盒桐ヅ� - 展開が実際にありそうですごく読み進めやすかったれす。これからも頑張ってくらさい！応援してます！ (2020年9月11日 6時) (レス) id: 6ae65668a0 (このIDを非表示/違反報告)
タピミル(プロフ) - 更新楽しみにしてまふ！ (2020年9月7日 12時) (レス) id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃ x他1人 | 作成日時：2020年9月6日 23時
