井上ちゃんと嶺亜さん�� ページ11
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…………暑い、暑すぎる
全身に刺さるような日光を浴びながら家に着くと、なんと今日は家の鍵が空いている
まさか、いやそんなはずは、、まさかほんとに、泥棒………！？
ビクビクしながら扉に手をかけてゆーっくり開くとお兄ちゃんと思われる靴と知らない人の靴
…ああなんだ、お兄ちゃんが居たのか
「ただいまぁー」
瑞「ほら、A帰ってきたからお前帰れ」
？「え、ヤダよ、なんのために仕事早く切り上げて来たと思ってんの」
瑞「んなの俺の手料理食うからってお前言ってたろ」
奥から知らない人の声とお兄ちゃんの声にん？と思いつつも部屋を進む
ガチャとリビングの扉を開けるとそこにはでっかくため息をつきながらキッチンに立つお兄ちゃんとその横で目をきらきらさせる男の人が
んーと、誰だ？？
「こん、にちは………？」
瑞「Aおかえり、ほんで嶺亜はもう帰れ〜」
嶺「ほーう、初めましてAちゃん、瑞稀の同僚で親友の嶺亜です！」
キラキラとした効果音とフィルターが見えるくらい眩しい笑顔で微笑むのは嶺亜さん
お兄ちゃんと同じってことは要するにホストか……
ブラコンじゃないけど、顔だけはいいお兄ちゃんと並んでも遜色ないくらい嶺亜さんは整った顔をしている
嶺「瑞稀、まだご飯できないっしょ？よし、Aちゃんは俺とおしゃべりしよう！！」
瑞「出来ねえしお前は手伝えって言ってるだろ」
「お兄ちゃん、私手伝うよ？」
瑞「ううん、Aはゆっくり座って休んで」
嶺「シスコン怖いな〜、よしよしAちゃんここ座って」
ソファに座って自分の家かのようにくつろぐ嶺亜さんの横に、苦笑いしつつも腰を下ろす
瑞稀の妹だけあって可愛い〜、なんて言いつつ私の肩まで伸びた髪をクルクルと弄る
…………これは相当女慣れしてんな
嶺「あ、そうそう、Aちゃん彼氏いるんだって？？見せて見せて」
嶺亜さんの言葉を聞いた瞬間、明らかにお兄ちゃんの眉間にシワが寄った
嶺亜さん、可愛い顔して悪魔なのかもしれない
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りんごりん - お話最高すぎます！！これからも応援してます、頑張ってください！ (2020年9月13日 19時) (
レス) id: 949b57da1a (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！これからも応援しています！ (2020年8月31日 20時) (レス) id: 10b9ea92a9 (このIDを非表示/違反報告)
ソルメ(プロフ) - 更新、とても嬉しいです！！応援しています。お話が読めるのを、心待ちにしています！ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 90f1b562ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃ | 作成日時：2020年6月30日 23時
