百十話* ページ15
＊ちょっとえっちです
「切島くん……！」
「お、おぉ、新田。どうした」
自分の部屋に戻ろうとする切島くんの腕を掴んで引き止めた。そのまま、緑谷くんたちが先に戻るのを見届けてから、切島くんの腕を離した。
「その、精気の補充を、お願いしたいなと思いまして……！」
「あ、あー…、そうだな、俺ら以外には言えねーもんな……」
緑谷くんは、少し頼みにくい。それにお茶子ちゃんが、緑谷くんのこと好きなんだろうなって、見てたらわかるし。
切島くんは、この間頼んだから、他の人に比べると頼みやすい。
切島くんは大広間のソファに座ると、ドン！という効果音がつきそうな程堂々として、「来い！」と大声を出した。
「それじゃあ、失礼します…！」
切島くんの膝の上に乗りながら唇を重ねた。切島くんの顎を抱え、精気を吸い取る。
そのまま吸い取っていると、切島くんの方からちょん、と舌を出された。舌を誘い込み、甘噛みする。
「ん、ちゅ…、ちゅぅ……」
切島くんの精気を吸い取りながら、唾液を飲み込む。切島くんの下腹部あたりに、なんとなく意識が行って、片手をそちらに這わせた。
切島くんの体がビクッと跳ねて、それでも私は気にしないで服に手を侵入させた。私には無い腹筋の筋に、指が引っかかる。良いなぁ、なんて考えながら、そのまま、下の方へと移動させて。
チン、とエレベーターの音で体が離れた。
また、長く吸い取ってしまった。
「あ、あの、あのあの、ありがとう……！明日、頑張ろうね！」
言い逃げしていくかのようにエレベーターの前まで走る。予想通りエレベーターは止まっていて、開くボタンを押して、急いで乗り込んだ。
切島くんはまだソファに座っているままで。
ほっと一息しながら、部屋に戻り、ベッドに寝転んだ途端にLINEの音が鳴った。
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さとな - 続き楽しみに待ってます！更新応援してます (2020年2月12日 23時) (
レス) id: 22999b65e3 (このIDを非表示/違反報告)
36HR - 切島の所が少しエロくて、おもしろかったです！笑 (2019年12月29日 1時) (レス) id: d9d37c1fd4 (このIDを非表示/違反報告)
コーラガム(プロフ) - 返信まとめてですみません。皆様コメントありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。 (2019年12月23日 16時) (レス) id: 20ad380cee (このIDを非表示/違反報告)
36HR - 更新ありがとうございます！こういう個性は珍しいので予想がつかない展開がとても面白いです！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: d9d37c1fd4 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - めちゃ続きが気になります！待ってます！！ (2019年12月22日 14時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーラガム | 作成日時：2019年12月21日 11時
