・ ページ28
．
大規模なプレゼンが無事に成功して、前から言われてたご飯に誘われた。廉くんからは初めてだった。モテモテの廉くんに誘ってもらえるのはなんだかくすぐったかったけど、単純に喜んでる自分もいて。
その日に、廉くんが急に携帯失くしたって言って大慌てで探した。最後どこに置いたか聞いても「分からん」とちょいちょいタメ口を挟んでくるようになった。どこ探してもなくて、そしたら廉くん、「携帯貸してください」って言うからそのまま貸したの。そしたら番号打って「これ俺のっす」って返された。え？ってなったけど、勝手に登録された " 永瀬廉 " の文字に胸が躍ったのは事実。
それからは、なぜか「Aちゃん」と呼んでくるし、タメ口だし、ダメと言っても聞かなくて、大変だった。他の女の子にそんな態度取ってる素振りもなくて、私だけなのかと思ったら、急に嫌な気はしなくなった。
飲みに行った日に、「好き、付き合って」と言われて「無理」と言えば毎日のように連絡がくるようになった。飲みながら告白なんて、有り得ない！とか思ってたけど、シラフでもそれは変わらないから本気なのかと錯覚した。
紫耀のことを忘れられない中でも、いつも、隣には廉くんがいて、私を笑わせようと一生懸命だった。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 573人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mana(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！まさか廉くんハッピーエンドバージョンもあるなんて、驚きました！嬉しいです( ´∀`)正直、どっちも好きです笑また、新作も楽しみにしてますね。(*´∇｀*) (2021年3月6日 23時) (
レス) id: 9f2b2b5678 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：詠夢
| 作成日時：2021年2月25日 21時
