12話 ページ12
不二、奈津、英二、Aは、全員がベストなコンディションで挑み、見事な試合を繰り広げた。
関東ジュニア、全日本ジュニア共に、女子シングルスは、奈津が優勝、Aは準優勝を勝ち取り、不二、英二は、抜群の安定感で、それぞれ、シングルス優勝、ダブルス優勝を獲得。
それぞれの夢に大きく一歩近づいた試合となった。
勝利祝いに、河村先輩の寿司屋に訪れた。
河村「関東大会、全日本ジュニア、すごかったみたいじゃないか！お疲れ様。」
不二「タカさんもすっかり板前姿が板についたね。」
河村「ははっ。そうかな？まだまだ修行中だけどな。しかし、すごいよなぁ。本当にプロ目の前じゃないか。今日はゆっくり楽しんでいってくれよな。」
不二「タカさん、ありがとう。」
英二「じゃ、早速食べようぜー！おなかぺっこぺこだ〜っ！！」
奈津「じゃ、今日の勝利に、カンパーイ！」
不二・英二・A「カンパーイ！」
奈津「だけど、良かったね、A。ベスト3以内に入ったじゃん！これでおばさんもおじさんも、プロになること認めてくれるんだよね？」
A「そうだね！今になって『1位じゃないと認めない！』なんて言われたらどうしよ」
奈津「大丈夫だって。説得、がんばりなね！Aとはずっと良い仲間、ライバルでいたいんだから。」
A「ありがと！うん。私にはテニス以外考えられないから絶対に説得するよ。」
英二「これでみんな全日本選手権の切符は手に入れたんだよね。俺らはこっからが本番。ここでいい成績残して、スポンサーにアピールしなくっちゃね！」
不二「そうだね、スポンサーがつくかつかないかで大きく違うからね。」
奈津「不二先輩とAは、10月の全日本選手権まで、いったんアメリカに戻るの？」
不二「うん、後2ヶ月が勝負だからね。あの最高の環境で10月までにしっかり課題を克服してくるよ。」
英二「俺らもオーストラリアに戻るよん。じゃぁまた今度会えるのは全日本選手権かぁ。がんばろうな！その前に今日はめいっぱいたのしもーぜぃ！」
奈津・不二・A「うん！」
私たちはその日を時間を忘れて心から楽しんだ。
その夜あんなことが起こるとは誰も想像できずに…。
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彩(プロフ) - 亜弥*さん» こんな嬉しいコメント、泣きそうです！どうもありがとうございます！！！頑張ります！！ (2015年8月23日 21時) (
レス) id: 42a026aa1a (このIDを非表示/違反報告)
亜弥* - とっても感動しました。読み終えて立つと足がガクガクしてあまり立てませんでした。途中はどうなるかと思いました。これからも頑張って下さい。 (2015年8月23日 13時) (レス) id: de645498d4 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - りらさん» りらさん、3作品にもコメントくれてありがとうございます！！(*^_^*) (2015年1月22日 7時) (レス) id: 1b761003cc (このIDを非表示/違反報告)
りら - こんにちは。前作とっっっても感動しました！！！！これからも頑張ってください！ (2015年1月19日 1時) (レス) id: 22b58266a7 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 林道さん» 林道さん、気分を害なんてとんでもない！こんなに丁寧に読んでいただいて、細かいアドバイスまでいただいて、感激です！どうもありがとうございました。最近なんだかうまく書けないのですが続けて書いて行こうと思います！ (2015年1月16日 23時) (レス) id: 1b761003cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2014年7月13日 0時
