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到着したのはビルとかではなくて、ちょっとお高そうなマンション。

そういえば何しに来たんだっけ?


会いたがってるって…私みんなのこと知らないし、知られてない、よね?

こうちゃんがドアを開ける後ろをついて歩く。
こんな綺麗なところを歩いてると自然と背筋が伸びる。



「ほんとに休みの日にありがとうA」

『ほんとに気にしないで、やることもなかったし』

「多分今いるの男ばっかりなんだけど大丈夫?あ、今更だよね!?」


…それはほんとに今更過ぎるよこうちゃん。
申し訳なさそうにしながらもずんずんと足を進めていく。

『まぁ、法学部だってそもそも男子ばっかりだし変わらないよ大丈夫!』

「そういえばそうだった!」


ここだよ〜、と言われてドアの前に立ってごくりと息をのむ。
こうちゃんは何もためらうわけもなくドアを開けて部屋の中に足を踏み入れる。

「おつかれさまでーす」

『お、お邪魔しまーす』


部屋の奥から「きた!」と聞こえた気がする。

「ほら入って入って〜」

『う、うん』

「もしかして緊張してる?」

『そりゃあ初対面の人ばっかりだし、しかも有名人なんでしょ?』


大丈夫大丈夫、と手を握られぐっと引かれる。
男の子と手をつなぐのなんていつぶり…?


「そんなたいそうじゃないから笑
ほらドア開けるよ」


ドアを開けた先は広間みたいなとこで、大きなテーブルが置いてあった。
そのテーブルや近くのソファに合わせて男の人が6人。

「あ、来たね〜」
「あー!手つないでるよ!」
「かわいい子じゃんか!例のこうちゃんの!?」
「まぁこうちゃんがにやけてた理由もわからんでもないな」
「ん?この間の…」


「ほらみんな、挨拶する前にざわざわしないの」

ドアを開けてざわついていたのをパソコンに向き合ってた優しそうな男の人がパンパンと手を叩いて締める。
そして「ほら、伊沢」とソファでくつろいでいた男の人に視線をやる。

その合図に反応したテレビで見たことある男の人がウインクで応えてた。上手い…。




「初めまして、ようこそQuizKnockへ」

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きぃ。(プロフ) - nayuさん» そうなんです( ; _ ; )ほのぼのしようと思ったのに18禁かけなきゃなのは悲しいです(゜゜)… (2020年1月4日 13時) (レス) id: 79d1f5fc47 (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - 18禁ワード?!どこか分からないです!引っかかるんですか? (2020年1月4日 8時) (レス) id: 62cf555b85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるえる | 作成日時:2019年12月13日 2時

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