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─── ページ7

さとみside

このナイフいらなかったな...笑


俺は川にうつ伏せで浮く海人を見て、持ってきたナイフのことを思い出した



ここのカメラはハッキングしてないが、ここは街灯がなくて、カメラにも映らない。

「そうだ、海人...どうするかな。」

ナイフで切り刻むか?いや、血が出るな...。



「石を入れればいっか」


※さとみ君が酷いです。嫌な方は飛ばして下さい









俺は、死んだ海人の口に石を入れ飲み込ませた

「じゃーな、海人。大丈夫、Aのことは俺が幸せにするから。」


沈んでいく海人を見て、スッキリした。今まで邪魔だと思ってたヤツがとても簡単に居なくなったんだ



その10秒後くらいには海人のことは頭になかった。









Aが、俺の頭を埋め尽くしていた

「次、俺の家に来るときに決行だ。」






Aを連れ去る予定日も、その勢いで決めていた



.....その日以来、Aは俺の家に来たいとは言わなくなったけど

─────────────────────
Aside

外が騒がしい。眠い体を起こしカーテンを開けてみると、外には数台の警察車が止まり赤い光を放っていた

...なんだろう





私はそのままの洋服で、そっと家を出た

近くにさとちゃんがいたので、事情を聞いてみる



『ね、ねぇ...何があったの、さとちゃん。』

「ッ!!A、...海人が居なくなったんだ。」

『え?...嘘でしょ、だって私にさっきLINEきてた...!』

「そうなのか!?...それは、警察の人に言った方がいいかもしれないな。」




嘘だ...だって、さっきまで.....。


『ねぇ.....





























“さとちゃんじゃないよね?”』



鎌をかけてみる。
少し態度が変だ。表情とか、色々。もし、そうなら...






「なにが?......ッ、もしかして俺のこと疑ってるの」

『だって...っ』

「本気で心配してるヤツにそんなこと言うの?...ふざけんなよ。」

『っ...ごめん、なさい。』

「......ごめん、俺も感情的になりすぎた」



やっぱ、なんか変だよ


さとちゃん......






─────結局、海人は見つからなかった。









第一部 ー監視ー 終

第二部 ー行方不明ー→←───



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unknown - 深い…素晴らしいですね。 (2022年5月10日 18時) (レス) @page18 id: 0556fb53c6 (このIDを非表示/違反報告)
つづら(プロフ) - 最後をプロローグにしたのには意味があって...。ここからまた物語が繰り返す、始まる、という意味でプロローグと使わせていただきました。お読みいただきありがとうございます!(*´ω`*)説明不足ですみませんです... (2019年9月28日 8時) (レス) id: 1c9a6237c3 (このIDを非表示/違反報告)
歩和莉です - いいお話だ...どこか切ない感じがしますね...   .......大変恐縮なのですが、最後はプロローグよりもエピローグの方がいいかと... .(点)が多くてすみません! (2019年9月28日 7時) (レス) id: c6c731989a (このIDを非表示/違反報告)
つづら(プロフ) - ありがとうございます。更新長らくしていなくて申し訳ないです...。近い内に書ききりたい...(;・ω・) 頑張ります! (2019年9月22日 23時) (レス) id: 1c9a6237c3 (このIDを非表示/違反報告)
エネル - 終幕...。泣きそうです、この後の展開も気になります!頑張って下さい...! (2019年9月22日 23時) (レス) id: c05bdcfc8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つづら | 作成日時:2019年8月10日 20時

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