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武田が家まで送ってくれて、安全に玄関に入ったところでインターホンがなった


『武田、?忘れ物かな』

と思いながらドアを開けたらまさかの人物




『し、重治くん』

「よぉ、Aちゃん」

ガムを噛みながら不敵な笑みで目の前に立っている

『な、なんで家知ってるの?』

「あー明智に聞いた」

あいつ…許さん

『なんの用?』

「つめてぇーなー。入るぞ」

当たり前のように靴を脱ぎ、当たり前のようにソファに座る重治くん



『はいお茶』

冷たい烏龍茶をだすと何故か凄く喜んだ

「おー!ありがとな!」

ゴクッと気持ちいい音と共に重治くんの喉仏が動く

『なんでそんな、嬉しそうなん?』

「これAちゃんが作ったお茶だろ?」

『いや、作ったって言ってもお茶のパック水ん中いれて火かけただけやねんけど…』

「それがいいんだよ」

わ、わからん


『そんで、用は?』

「ん、この家ゲームある?」

『話聞いてる?あるけど』

「やろうぜ」

〜〜〜

『つ、強すぎる…』

某車を運転して1位を獲るというゲーム

負けたこと無かったのに…


『もっかい!!』

「まだやんのかよ、ちょっと休憩にしようぜ」

『…確かに…あ、アイスいる?』

「んー。棒アイス?」

『NO』

「じゃあ食べる」

バニラのアイスを渡すとちびちび食べる重治くん

『…知覚過敏?』

は?みたいな顔をした重治くん

「ちげーわ。Aちゃんのアイスだからゆっくり食べてるだけ」

『…気になったんだけどさっきからさ私特別視してない?』

にこっと貼り付けたような笑顔をする目の前の人に少し恐怖を覚えた

「俺さぁ、気になってる人いるんだよね〜」

話聞いてる?とはなったけどふっかけられた話の方が気になる

『えっ!誰誰!?』

「Aちゃーん」

重治くんは私を指さす

『冗談はさておき!誰誰!』

「…いや冗談はさておきすんなよ。てか冗談じゃねぇし」

眉毛を片方下げる重治くんと眉間に皺を寄せる私



『え?そういうこと?』

「そゆこと」

『あ、え、どゆこと?』

「えぇ?もう、ゲームしよ…」

コントローラーを持たされて、ゲームするけど頭が回らなくていつもよりボロボロ


「最下位じゃんひでぇな」

『隣のやつうるさいな』

「料理もできないくせに」

『関係ないやろ!?それ!あーあ!怒らせちゃったなぁ!』

立ち上がって頭をべしべしたたくと、笑いながら謝られた

『お主…でていけ!覚えてろよ!』

「それ出ていくやつが言うセリフ」

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やまぐち(プロフ) - せりたんさん» 気付いて頂いて嬉しいです…😭 (2022年8月24日 17時) (レス) id: 08ddaebc3d (このIDを非表示/違反報告)
せりたん - 人狼は古いゲームになってしまったのか・・・w (2022年8月24日 17時) (レス) @page32 id: aab9a5d1f5 (このIDを非表示/違反報告)
やまぐち(プロフ) - イレイザーさん» 喉お大事になさってください🥲😂 (2022年8月24日 16時) (レス) id: 08ddaebc3d (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 私もキムタクで吹いて喉やられたwwwwwwwwwwwwwww (2022年8月24日 15時) (レス) @page32 id: fa2ba07b4d (このIDを非表示/違反報告)
おと。 - 唐突なキムタクで吹きました‪w (2022年8月17日 14時) (レス) @page29 id: a60d80bc9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまぐち | 作成日時:2022年8月2日 20時

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