女だからと言わせない。〜新･信長公記〜

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今川「せーので見せるぞ？せー」
みやび「お待ちください！」
『ﾏｯﾃ…』

みやび「それでは個別に送った意味が！」
今川「関係ねぇ！せーの！」

『ﾉﾌﾞﾅｶﾞｸﾝﾀｽｹﾃ…』

織田「全て丸だ！！！！」

静かになる教室


織田「貴様らに送られたのは全て丸だ。」

「「は？」」

今川「っていうことは、お前が俺たちを騙したってことか？」

豊臣「嘘やろ、みやびちゃん…」

伊達「日下部、どういう事だ。」

『ﾁｬｳﾈﾝ…ﾐﾔﾋﾞﾊ…』

声が全然届かない

織田「貴様らが思ってる通りみやびが全てを考えた」

『ｴ?ｲｯﾁｬｳｶﾝｼﾞ?』

酒井「日下部てめぇ！！！」
榊原「お前どういうことなんだよ！」

『ｲｲｶｹﾞﾝﾆｼﾃ…』
織田「黙れうつけども！！！！」



織田「みやびはクラスをひとつにまとめるために策を打った。クラスのためにつきたくもない嘘をついた。俺を含めて、この中に皆のためを思って動いたやつが1人でもいるか？」

全員目を逸らした

織田「みやびただ1人だ！！！」


織田「それを責める権利が貴様らのどこにある。頭を冷やせ。」

みんな席につく


織田「みやび、貴様をみて少しだけ近づけた気がする。和の心に。」

みやび「信長くん…」


『ﾐﾔﾋﾞ…ﾀｽｹﾚﾅｸﾃｺﾞﾒﾝﾈ…ﾜﾀｼﾓｲﾛｲﾛｶﾝｶﾞｴﾀ…ﾔｯﾊﾟﾘﾐﾔﾋﾞｶﾞｲﾁﾊﾞﾝﾀﾞﾖ…』

みやび「すみません、何言ってるか聞き取れなくて…もう一度いいですか？」

『ｳｳﾝ…ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ…』

どうして私はこういう時だけ喉死んでるの…

利家は聞き取ったから、みやびちゃんの耳が死んでる可能性もあるよね…。



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翌日、教室には張り紙が貼られてあった。

【裏切り者は黒田 そしてまだ他にもいる】



黒田、、？




ショックを受けた私は真実を聞くために黒田を探した

階段を降りていると、みやびと信長くんがいた

声が聞こえたので2人の横に立って話を聞いた

私をみたみやびは驚いた顔をしていた
信長くんは…にやけてる？変な人だなぁ…


黒田「やっぱりお前だったか」

みやび「どなた？」
『この声…』
織田「シー」


「一緒にPBB作戦潰そうぜ、なあ？黒田」


『井伊……？』

織田「うつけが」

何が何だか分からないけど、大変なことになりそうです。
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