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03☆霧使い ページ4
霧使い…？
A:霧使い？納得いくように説明して！
蘭丸:霧野家の家族。四人いなきゃいけなくて、三人しかいない時は、１４歳になったら、種も仕掛けも偏屈もない十歳の少女…つまりお前を連れてこられることになっているんだ…。だからお前が必要なんだ！お前は…選ばれたんだ！
A:はい？
蘭丸:えっと、簡単に説明すると、黄泉霧という、あの世とこの世を開く扉のような霧を操れるようにする、ということ。それを代々操るのが霧野家。
A:わかってきた
蘭丸:名前、聞いてなかったな。何という名前なんだ？
A:あたしは大野Aです！
蘭丸:じゃあ、Aって呼ぶよ。あ、蘭丸って呼んでいいからね。
A:ありがと！…もし、蘭丸が霧使いなら、何で今まで霧を使わなかったの？どうして今日になって…
蘭丸:力が、１４歳になるまで封印されてるんだ。封印が解除されたら、さっきいったように、三人しかいない時は、まず種も仕掛けも偏屈もない十歳の少女…つまりお前を連れてこられることになっているんだ。
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作者名：霧道レイナ | 作成日時：2012年1月3日 8時
