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伊野尾くんの部屋は黒を基調としたシックでおしゃれな部屋だった。
思わず辺りを見渡していた。
慧「なんかだめなことでもあった？」
A「全然悪いことないです！」
伊野尾くんは私の顔を見て笑っていた。
慧「山本さん面白いね笑 そういうところいいよ思うよ」
A「勝手に家に転がり込んでしまってすみません…」
慧「俺が誘ったんだから。気にしないで」
伊野尾くんがさっき着ていた黒いのコートはハンガーにかかっていた。
慧「コート脱いだら？はい」
私が伊野尾くんのファンになったきっかけともいえる伊野尾くんの綺麗な指先が私の方へ差し伸べていた。
A「すみません…ありがとうございます」
着ていたベージュのコートを伊野尾くんに渡すと伊野尾くんのコートがかかっている隣にかけてくれた。
伊野尾くんのものと私のものが隣り合わせで並んでいるのがとても不思議…
慧「今日呼び出したけど特に用は無いんだ。突然呼び出してごめんね？」
A「いえ、大丈夫です」
慧「山本さんの下の名前、Aだったよね？2人でいる時はAって呼んでもいい？」
！？！？！？！？！？！？！？！
思わぬ出来事に私の目はいつも以上に見開いていた。
A「あ…大丈夫です…でもどうしてですか？」
慧「なんか山本さんって呼ぶと堅苦しい感じしない？俺より年下な感じするし」
A「伊野尾さんと同い年です…」
伊野尾くんはびっくりしたのか「えー！？」って言い
慧「同い年なの！？なら尚更呼び捨てでいいよね？俺のことも慧って呼んでね？」
それからなぜか話が盛り上がってずっと伊野尾くんの家で話していた。
お腹が空いたってなってUber Eats頼んだり、お互いの仕事の話をしたり。
慧「なんだか俺たち気が合うね。Aと話していると楽しいよ」
A「こないだまで遠い存在のファンだったのに今こうして話しているのがとても不思議だよ」
慧「でも、こうして俺の家に来たことは2人の秘密ね」
そう言って伊野尾くんは左手の小指を立てて私にむけていた。
A「ゆびきりげんまんするって子供みたいだね笑」
慧「だってーこのこと他の人に話されると俺、JUMPに居られなくなっちゃうー」
A「そうだね、2人の秘密」
伊野尾くんの小指に私の小指をかけてゆびきりげんまんをした。
少しの間だったけど、伊野尾くんと繋がっていた感覚だった。
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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです！これからも楽しみにしています。頑張って下さい！！ (2022年4月23日 8時) (
レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます！伊野尾くん呼びだったのですね！次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました！ (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています！ (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2022年1月27日 0時
