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慧「山本さんのデザイン素敵」

伊野尾くんにデザインを見てもらうだけでも贅沢なのに褒めてもらえるなんて思ってもいなかった。

A「そうですか…!?ありがとうございます」

慧「今回のコンセプトに合ってるのはこのデザインかなー」

伊野尾くんは5つの候補から1つ選んで私に差し伸べてくれた。

その手は長くて細くてとても綺麗な手だった。

A「ありがとうございます。ではこのデザインで進めさせてもよろしいでしょうか?」

慧「うん、よろしく」

心の中でガッツポーズをした。

A「ありがとうございます。三浦さんにお伝えしてまたご連絡差し上げます」

慧「ありがとう。でさ、ずっと気になってたんだけど」

デザインした書類を片付けていると伊野尾くんから質問が飛んできた。

こんな私に推しが聞くことなんてなんかあるのか…?

A「どうかされましたか?」

慧「JUMP好きって言ってたけど誰が好きなの?」

まさかピンポイントでそこを突っ込まれると思わなかった。

目の前にいるあなたですなんて言ったらどんな表情するんだろう。

A「実は伊野尾さんのことが好きでした…」

告白をするわけでもないのに緊張して頭がかち割れそう。

慧「あ、俺?笑 山ちゃんのこと好きそうな顔だったのに笑」

A「すみません…。じゃあ私はこれで失礼します」

これ以上ここにいると気が狂いそうになるからもう少しだけ伊野尾くんと一緒にいたいという気持ちを抑えて会議室を出ることにした。

慧「この後なんか予定あんの?」

後ろから伊野尾くんが私に問いかける。

A「会社に戻って残ってる仕事をしないと行けないので…」

慧「じゃあ仕事終わったらここに連絡して。待ってるから」

そう言って伊野尾くんは私より先に部屋を出た。

ん…?!

この数分で何が起きたのか理解出来なかった。

伊野尾くんに誘われた…?

連絡先をもらった…?

って思ってもただの仕事の話だよね。

取引先にたまたま伊野尾くんがいただけだから。

どうしようと考えている反面、私の心の中にはまた伊野尾くんに会えるんだと言う嬉しい気持ちでいっぱいだった。

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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです!これからも楽しみにしています。頑張って下さい!! (2022年4月23日 8時) (レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます!伊野尾くん呼びだったのですね!次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました! (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています! (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん | 作成日時:2022年1月27日 0時

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