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ふと海が見たくなって海沿いの窓辺に座り込んだ。
初めて慧をライブで見た時、当時は全然センターで踊るタイプじゃなくて
端っこで努力して踊っている彼
綺麗な指先の彼を見て
『かっこいいなあ』って思ったのが私のオタク人生の始まり。
あの日からHey!Say!JUMPを追っかけるようになって、
いつか衣装をデザインしたいなって高校2年の時に思って
もう勉強して合格した専門学校。
専門学校の授業が大変すぎて、JUMPのライブに行けない時もあって
何のために学校行ってるのか分からなくなった時もあった。
でもそんな時でも伊野尾くんの笑顔に救われた。
いつか彼らと絶対仕事してやる、と心に誓った。
有名なデザインの事務所に入社することが出来て
仕事は大変だったけど年に数回のライブを楽しみに毎日頑張っていた日々。
私の部署はいつも女性のファッションデザインしかしていなかったのに
突然、Hey!Say!JUMPの衣装のデザインをすることになった。
夢があっさりと叶ってしまったんだ。
大好きな伊野尾くんに気に入ってもらえるようなデザインを考えようと思って
毎晩デザインの候補を作っていた。
打ち合わせの日、まさかの伊野尾くんと2人で打ち合わせ。
そして帰りに伊野尾くんから連絡先をもらう。
その日、お互い打ち解けて毎週会うようになった。
“お互いの関係は秘密で“
突然、伊野尾くんから告白されて付き合うことになる。
でもまだ関係は内緒。
伊野尾くんと付き合えた時は嬉しくて胸がいっぱいだった。
きっとこの時から私は浮かれていたのかもしれない。
慧と初めてのデート。
ずっと大好きだった人とのデートは楽しくて。
慧がしらす丼頬張って美味しそうに食べる姿見て
“このまま時間が止まればいいのに“って思っていた。
あの日に見た、未だに覚えている夜空。
もう一度、あの日と同じ夜空の下で私を愛してよ。
なんてね。
振り返るのはもう終わり。
私自身で描いた未来の始まり。
私はこの道の先で ちゃんと幸せになるからね。
窓辺に頬杖つき、空を見上げて
私ね、随分大人になったよ。
雄也のいるベッドに戻ると雄也に抱きしめられて
雄也「A、大好きだよ」
なんて可愛い寝言を言っている雄也が可愛くて
「私も大好きだよ」
と言って雄也の頬にキスをして眠りについた。
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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです！これからも楽しみにしています。頑張って下さい！！ (2022年4月23日 8時) (
レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます！伊野尾くん呼びだったのですね！次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました！ (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています！ (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2022年1月27日 0時
