あの日と同じ夜空へ 〜Kei，I 〜

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さすがに元カレの家の前だとまずいってなったから
雄也さんの家に戻ってきた。

雄也「本当に俺でいいの？」

「私は雄也がいいの」
そう言いながらも頭のどこかでは慧のことが忘れられなかった。

雄也「じゃあ俺たち付き合おっか」

うんって頷くと雄也からキスをされた。
そう、これでいいの。

雄也は男らしくて頼り甲斐のある人。
慧は可愛くて甘えん坊で、時々優しくて。
って慧のことまた考えていた。

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慧と別れてから3ヶ月が経とうとしていた。
家に今までコレクションとして持っていたグッズは
全部押し入れの奥に入れて見ないようにしていた。

Hey!Say!JUMPのことは嫌いになったわけじゃない。
大好きな彼氏の雄也がいるグループ、そして
ずっと大好きだった伊野尾慧がいるグループ。

あの日から雄也と慧は仲が悪くなっていた。
雄也も気を遣ってか慧に話かけたりしてるみたいだけど
慧から避けている様子だった。

そして今日はクリスマス。
クリスマスなのに雄也はMステのスペシャルがあるから会えない。
けど私もMステの舞台裏として衣装さんと同行することになっていた。
このことは雄也には内緒にしている。

雄也と付き合ってから、仕事で会うのは初めてだからすごく緊張する。
それと同時に慧とも会うことになる。
あの日、別れてから一度も連絡も取ってないし会ってもない。

みれい「今日は伊野尾さんに会えますかね？」
「会えるといいね」

みれい「Aさん、伊野尾さんのファン辞めたんですか？
前までならノリノリなのに」

「もう30だし、オタクはやめようと思ってファン辞めたよ」

みれいちゃんと衣装の最終確認をしながら話をしていると

有岡「あー！山本さん！お久しぶりです！」
「あ！有岡さん！お久しぶりです」

有岡さんに挨拶をされて後ろを見るとJUMPメンバー全員がいた。

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