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雄也さんと交わりを終えて雄也さんは眠っていた。
体を起こすとさっきまでの疲れがどっと押し寄せてきた。
消されていた携帯の電源を入れる。
携帯を開くと大好きな慧の笑っている顔。
私、まだ慧の彼女だったんだ。
さっきまで雄也さんと交わしたことが過ちだと思い始めていたが
ラインを開くとそんなことは消えていった。
伊野尾慧もうニュース見たよな。ごめん
慧から来ていたのはこの1件と着信だけだった。
否定しないってことは本当なんだって思ってまた涙が出る。
すると後ろから気配を感じて振り向くと
上半身裸の雄也さんがいて
雄也「今日は伊野尾くんのこと考えないって約束したよ」
雄也さんの腕に私の体はすっぽりはまっていた。
「ごめんなさい…」
ふーんって言いながら冷蔵庫に飲み物を取りに行った。
これを機に慧と別れるべきだよね。
「雄也さん、相談があるんです」
雄也「ん？どうした？」
「私、慧と別れようと思って」
雄也さんはびっくりして
雄也「本当にそれで後悔ないの？」
「もういいんです」
下を向いていた私の顔を覗き込んで
雄也「伊野尾くんと今から話し合ったら？
直接話してきっぱり別れるべきだよ」
雄也さんに後押しされて慧に電話をする。
「もしもし…」
慧「何で電話出なかったんだよ。心配させんなよ」
「心配って…心配かけたのはどっち…」
慧「今から家に来て」
すぐに電話は切れた。
雄也「玄関で待ってるから、なんかあったら俺呼んで」
雄也さんに着いてきてもらって慧の家へ向かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿慧の家
雄也「頑張っておいで」
背中を押されて慧の部屋へ向かう。
久しぶりに乗る慧の家のエレベーター。
初めてこのエレベーター乗った時は
どこ見ていいか分からなくてボタン眺めてたっけ。
あの日からたくさんこのエレベーターには乗ったなあ。
楽しかったな…
なんて綺麗事を並べていたら部屋の扉の前に来ていた。
インターホンを鳴らして扉が開いた。
慧「どうぞ」
「お邪魔します」
バタンと大きな音を鳴らして扉は閉まった。
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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです！これからも楽しみにしています。頑張って下さい！！ (2022年4月23日 8時) (
レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます！伊野尾くん呼びだったのですね！次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました！ (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています！ (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2022年1月27日 0時
