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車に乗り込み、朝来た道を戻る。
帰りの車内はどんよりと重い空気に包まれていた。
どうして高木さんに知られたくなかったんだろうって
私の頭の中はそのことでいっぱいだった。
気が付けば東京に入り、私の家が近くなっている。
慧「今日Aの家泊まってっていい?」
突然話したと思えば…
「え!?泊まり!?!?!?」
慧「いやだったら行かないけど」
「泊まりに来てください」
さっきまで考えていたことは忘れて思わず食い気味に話してしまった。
ここで慧と別れるともう会えなくなるんじゃないかって思ってしまって
不安になっていた。
慧「夜は長いよ?」
さっきまで握っていなかった手はいつの間にか慧の手に握られていた。
近くのパーキングに停めて私の家に急ぐ。
向かっている間、誰にも会いませんようにと願っていた。
____家
家に着き扉が閉まると壁ドンをされて私の唇にキスをしてきた。
軽くキスされたのにさらに奥深く長くキスされる。
「ちょっと…苦しい」
慧「もう無理。」
私をお姫様抱っこをしてベッドにい倒れ込む。
着ていた服は慧によって脱がされていく。
慧「綺麗、誰にも取られたくない」
私の体中にキスを落としていく。
慧にキスされる度に甘い声が漏れてしまう。
お互い気持ち良くなってそのまま終わりに向かっていった。
________________________
終わってからどれぐらいが経っただろう。
慧と初めて交わして、
ファンの子達が知らない慧を知った。
1年前の私には予想も出来ないことだった。
慧「ねえ外見て、東京でも星見える」
「うそ、本当に見えるの?」
ベッドの近くと窓に頬付いて空を見上げていた慧に近付いた。
慧「俺にとっての大切は星、ここにいた」
そして私にキスを落とす。
「私とっての星もここにいたよ」
私からもキスをし返す。
このまま幸せな時間がずっと続けばいいのに。
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くぅ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます。違和感なくすごくいいです!これからも楽しみにしています。頑張って下さい!! (2022年4月23日 8時) (レス) @page24 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - くぅさん» コメントありがとうございます!伊野尾くん呼びだったのですね!次の更新から伊野尾くんに変更させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました! (2022年4月21日 14時) (レス) id: b3ec9d3ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - たかいの推しのJUMPファンです。お話は凄く良くて早く続きが読みたいですが、高木さんは伊野尾さんのこと「伊野尾くん」と呼ぶので伊野ちゃん呼びに違和感あります。それ以外は素敵なので続きを楽しみにしています! (2022年4月21日 0時) (レス) @page22 id: 75cd5c6a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2022年1月27日 0時