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先輩の彼 ページ6

それから私の怒りが頂点に達したのは、一週間前。

あの後、特にキュヒョンとは何の連絡もせず。
ただただあの日のキュヒョンの冷たさに腹を立ててばかりだったけど。

次の日、何気なくインターネットを見ていたら。

SUPER JUNIORの空港写真が出てきて。
日付はちょうどその日だった。


今までは海外に行くときは必ず私に連絡してくれたのに。

何も言わずに行ってしまって。
仕事だから仕方ないのは分かってる。
分かってるけど、どうしてもショックで。

キュヒョンの中で私はそんな小さな存在でしかないんだ…。

それからはいつ"別れよう"なんて切り出されるんだろうとばかり考えていた。



今日は仕事のあと。
スタジオを出ようとしたらソヨン先輩に声を掛けられた。


SY「Aちゃん!この後って時間ある?」

黒いタイトスカートを履いた、いかにも"できる女"のソヨン先輩が私に近付いてきて。


「…はい、ありますよ?」

SY「じゃあさ、ちょっとオススメのバーがあるんだ。一緒に行かない?」

「お願いします^^」


たまにはいいかな…?
どうせ私には家で待ってくれてる人なんていないし。

ソヨン先輩が連れて行ってくれたバーは
これはまた凄くおしゃれで。


ソヨン先輩はどんどんワインを飲むんだけど、私は一杯が限界。

明日も仕事なはずなのに…
こんなに飲んじゃっていいのかな?

でもソヨン先輩の、美味しそうにワインを飲んで楽しそうに彼氏の話しをするとこを見たら
止められなかった。



バーを出たのは11時過ぎ。

結局、お酒に強いソヨン先輩も今日は思いっきり酔っぱらってしまって。

こんな状態じゃ帰れないよ…。

「先輩!申し訳ないんですけど。」

先輩のバッグから携帯を取り出して。

「携帯お借りします!」

しょうがないよね、こういうときは。
先輩をベンチに座らせて。
気づけば寝てしまったソヨン先輩の隣で例の彼氏に電話をかける。



例の彼は10分も経たないうちにすぐ来てくれた。


「ソヨン先輩!彼氏さんが来てくださいましたよ?」

先輩の体を強く揺さぶって起こして。
彼が先輩を支えて車に入れてあげる。

そんな一部始終を見て
優しい彼氏さんだなと、ときめいてしまう私は何なんだろう。

車から、わざわざ出てきてくれて。


「本当にお騒がせしました…」

頭を掻きながら頭を下げる優しい彼。

私の彼→←私じゃなくて



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設定タグ:superjunior , キュヒョン , KYUHYUN   
作品ジャンル:恋愛
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ぴーまん(プロフ) - ロミさん» ありがとうございます!(;_;)そんなこと言って頂けて…本当に感謝です(涙)励みになります^^ もっときゅんきゅんさせられるように頑張ります♪笑 (2014年7月20日 8時) (携帯から) (レス) id: 9659c62f6b (このIDを非表示/違反報告)
ロミ(プロフ) - ドキドキ、きゅんきゅんできて、スゴく良かったです♪また、続きがくるの期待しております~(^^) (2014年7月19日 23時) (レス) id: c1cebe701a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーまん | 作成日時:2014年7月3日 0時

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