青空が綺麗な日でした。 (ページ2)

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？side

今日は久しぶりのオフで、家でゆっくりしていた。

そうしたら、急に涼太から電話がかかってきた。

ただ事じゃない、

涼太、無事でいてくれ。

俺の家から、涼太の家までは結構近い。

歩いて、10分。

俺は、ケータイと財布を握りしめて、

涼太の家まで、急いだ。

途中の横断歩道の信号、とても長く感じた。

涼太の家のドアの前まで、来た。

「「ガチャ、、」」

鍵がかかっていなくて、ドアが開いた。

？「涼太ー、俺だよ！来たから、、」

部屋の中は、真っ暗だった。

リビングまで、進むと

ソファにうずくまって、下を向いている涼太の姿があった。

？「涼太っ！」

すぐに涼太に駆け寄り、抱きしめた。

『助けてっ、、。』

？「涼太、何があった？」

『助けてっ、助けてっ、』

？「落ち着け、大丈夫大丈夫。

ゆっくりでいいから、話して。」

『もう、、俺いやだっ。』

？「えっ、、、？」

涼太は、顔を上げた。

目には、たくさんの涙を溜めて。

『俺、余命宣告されたっ、、、。

あと、半年しか生きられないって。』

？「、、、！？」

『ねぇ、亜嵐くんっ、、、俺っ、どうすればいいのっ？

わからないよっ、、ねぇ、教えてっ、、。

なんで、俺なのっ。

ねぇ、ねぇっ、、、ねえってばっ！！』

俺はただただ、黙って抱きしめ、背中をさすることしか出来なかった。

涼太っ、こんなリーダーでごめん。