僕の生きた23年間。 (ページ7)

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#episode06 ページ7

＿Alan side

涼太は、、、あと、3ヶ月の命！？

亜嵐「う、嘘でしょ。」

涼太「うんん。これは、本当のこと。

俺は、今年の春に余命宣告された。

だから、もって夏までかな。」

な、なんで、そんなに平気な顔してられるの？

ねぇ、涼太っ、、。

お前は、GENEにいるよね？

亜嵐「涼太っ、これからもGENEで活動するよね？」

涼太は下を向いて、唇を噛んだ。

涼太「いたい。

いたい、、けど、俺がいることでみんなに迷惑かける。」

亜嵐「そんな事ない。」

涼太「って、言ってくれるのは嬉しい。

でも、今までみたいに7人が心からは笑えないよ。

だから、だから、、、俺は「涼太。」、、俺はっ！」

亜嵐「涼太っ！！

、、ありがとう。」

涼太「えっ、、。」

俺は、涼太を抱きしめた。

涼太「あ、亜嵐くんっ、、？」

亜嵐「ありがとう。話してくれて。

嬉しいかったよ。

俺、リーダーだけと頼られてないのかなって、思ってて。

涼太は、大変だけど、これから頑張ろ？」

涼太「うんっ、、ｸﾞｽｯ、ありがとっ。」

亜嵐「メンバーには、言う気はある？」

涼太「うんん。言いたくない。」

亜嵐「でもさ、、」

涼太「絶対、バレるけど、、それまでは、このままでいたい。

龍友くんには、何がなんでも言いたくないから。」

亜嵐「でも、相方だよ？」

涼太「相方だからだよ。

龍友くんが知ったら、絶対に自分を責める。

今だって、年上だから、兄貴だからって、負担かけてるの。

それなのに、病気だって知ったら、、。

俺は、GENERATIONSとして死にたい。

俺は、GENERATIONSのボーカル片寄涼太で死にたいの。

亜嵐くん、お願いします。」

涼太は、頭を下げた。

亜嵐「わかった。でも、なんかあったら、言うこと！

涼太は、GENEに必要なんだから。

絶対、無理はしないようにね？」

涼太「はい。」

それから、涼太の家を後にした。