僕の生きた23年間。

#episode23 ページ24

＿Alan side









涼太「みんなー、入っていいよー。」









と、涼太の声がして、俺達は病室に入った。









龍友「先生なんやって？」



涼太「んー？、、うん、まぁ、」



龍友「ゆっくりで、ええから言ってみ？」



涼太「、、もう俺、いつ、


死んでもおかしくないってっ、。」



玲於「え、」



涼太「ご、ごめんっ、。


俺、多分ドームツアーでき、ないよっ。」



亜嵐「涼太っ。」









こういう時、俺達は何が出来る？


変われるなら、変わってやりたい。


涼太、なにか手伝えることない？


ねぇ、涼太っ。









涼太「ごめんっ。


GENEの夢、壊しちゃって、、。


ごめんなさいっ、ごめんなさいっ。」



隼「壊してなんかないよ！


大丈夫だよ、涼太くん！」



裕太「亜嵐くん。」









裕太くんが、口パクで俺達の名前を呼んだ。


「あれのときやない？」


なんとなくわかった。









亜嵐「涼太、ドームなんかまわれなくていいよ。」



涼太「、、え？」



亜嵐「涼太、7人でラゾーナ川崎行こう。」



涼太「な、なんで、、？」



亜嵐「俺達のデビュー地。


GENEが始まったところ。


そこで、ファンもなしの小さなLIVEやろ？」



涼太「、、、。」



亜嵐「涼太、どうか、な？」



涼太「、、、ありがとっ。


めっちゃ、うれしいｸﾞｽﾞｯ、」



亜嵐「涼太っ笑」



メンディー「そうなったら、準備しなきゃね！笑


みんなで、頑張ろんディー！」



「、、、。」



メンディー「おぉい！無視すんな！」



「あはは笑」









なんでよ。


なんでこれが最期なの？


なんで、、、。


なんでよっ、、、。


涼太っ、、、。

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