僕の生きた23年間。 (ページ22)

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#episode21 ページ22

＿Ryota side

また、リハ中断させちゃった。

龍友くんと、外に出てきた。

龍友「涼太、落ち着いてからでええよ。」

涼太「、、、。」

龍友「涼太？」

涼太「、、、もう、やだ。」

龍友「え、、？」

龍友くん、もう一人で抱え込んでるのは無理。

ちょっと、聞いてほしい。

涼太「もう、苦しいっ、、。」

龍友「涼太、、。」

涼太「俺、、もう死ぬのかなっ。

まだ、やりたいことあるのにっ。

夢も叶えられてないのにっ。

毎日、みんなに迷惑かけて、リハがまともに進まない。

ドームツアーまでに、間に合わなかったらどーしよう。

とか、考えるのはもうやだ。」

龍友「涼太、、お前は生きたいんやろ？」

俺？

そんなの、決まってるでしょ。

涼太「生きたい、、。

生きたいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！

死にたくないっ、やだっ！」

龍友「いいよ。いっぱい泣け。」

龍友くんが、抱きしめてくれた。

優しいな。

涼太「俺、龍友くんとっ、、ｸﾞｽﾞｯ

ドームで歌いたいっ、

まだ、やりたいことだらけっ、

みんなと、離れるのやだっｸﾞ、、ｸﾞｽﾞｯ」

それから、1時間ぐらいかな？

龍友くんは、ずっと背中をさすって聞いてくれてた。

龍友くんのおかげで、やっと落ち着いた。

龍友「俺、ちょっと飲み物買ってくる。

戻ってくるから、そしたら戻ろ？」

涼太「うん。ありがと。」

龍友「ええんよ。」

龍友くんが、飲み物買いに行ってから

1時間も座ってて、腰が痛いから、

伸ばそうとして、立った瞬間、、。

すごい、キツい目まいが来た。

ハンマーで、頭を叩かれてる感じ。

涼太「ハァハァ、、痛いっ、助けっ」

俺は、意識を失った。