僕の生きた23年間。

#episode11 ページ12

＿Ryota side







目の前で、玲於が頭を下げている。







玲於「お願いします。お願いしますっ！」



涼太「玲於、、。」



玲於「みんな、涼太くんの味方だから、、。


絶対、GENEは壊れないから。」



涼太「、、玲於、頭上げて。」









玲於は、泣きながら頭を上げた。









涼太「玲於には、負けたよ。


龍友くんには、ドームツアー始まる前には言うから。」



玲於「本当にっ？！」



涼太「うん。」



玲於「ありがとうっ、、。」









その後、隼も帰って来て、3人でたわいもない話をして、2人は帰った。









2人が帰った後の家の静けさ。


俺は、孤独な気持ちになる。









涼太「はぁ、、。」









最近、ため息が多くなった。


俺は、GENEにいていいんだろうか。


自分でも、わかってる。


嬉しいことに一人での、仕事が増えてきてる。


でも、本職はGENERATIONSのボーカル。


龍友くんとの実力の差は大きい。


頑張らないと！、、って、思う自分がバカバカしくなってきた。


もう少しの命、自分の好きなように使いたい。


、、、そんなこと、できないんだけどね笑笑









そんなことを考えながら、ある人に電話した。









涼太「もしもし？」



？「おう、大丈夫か？」



涼太「落ち着きました。明日の夜って、あいてる？」



？「オフやから、、あいてるな。」



涼太「ちょっと、ご飯行きましょ。」



？「わかった。いつもの所でええな？」



涼太「うん。ありがと、龍友くん。」



龍友「じゃ、明日な。」









龍友くん、全部話すね。

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