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昔のお話4 ページ4

それからは私がアジトにいる間は殆どずっとリリーが一緒にいて話しかけてきた。私はそれを聞く中で、彼女が私より1つ歳上だということや、彼女の能力が花を咲かせる事など色んなことを知った。


彼女の話はどれも面白く、常にニコニコと楽しそうに笑っている彼女を見ているうちに、私はリリーを姉の様に思い憧れる様になった。


『リリー!お花咲かせてっ!綺麗なやつがいい』

「いいわよ。はい!そういえばキティ、あなたって随分明るい子になったわね」

『そーかなー?わかんないや』


相変わらず盗みの仕事はしているし、生活の待遇が良くなった訳でもない。しかし、リリーと出会った事により私の何かが変わったのは間違いなかった。


だが、そんな生活が長く続くことはなかった___________

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作者名:ゆとみも。 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月22日 12時

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