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慧「明日、取引先に挨拶に行くから。まあ……Aちゃんは大丈夫だと思うけど〜ちゃんとした格好でね」

「はーい」


やっと大きなプロジェクトっぽい仕事が出来るって、ワクワクしてる自分とちょっと不安な自分がいる。


「今から緊張してきだぁ……」

慧「早すぎだよ(笑)たぶんAちゃんは緊張より驚きのサプライズがあるよ」

「え?なんですか?」

慧「まあ、それは明日のお楽しみかな」


___次の日


慧「Aちゃん大丈夫?」

「……は、はい!?だ、大丈夫です、」

慧「今にも倒れそうじゃん(笑)」


緊張してふらふらな私を楽しそうな目で見てる。

ほんと意地悪な伊野尾先輩。


慧「だーいじょーぶ。絶対緊張してる自分が馬鹿らしくなるから(笑)」

「そんなもんですか?」

慧「そーそー、ほら着いたよ」

「あ、ありがとう……ございます、」


その時、ちゃんと会社を見てれば良かった。

緊張しすぎてた私は見てもなかったし会社名を言われなかったことに何も違和感を感じなかった。


慧「失礼します」

「……失礼、します」

?「え、A?」

「は、え?」


不意に私の名前を呼ばれて下げてた顔を上げると見慣れた顔の幼馴染が。


「なん、で……」

侑李「Aこそ、なんで…」

『知念さんお知り合いですか?』

侑李「知り合い…っていうか、」

慧「ふふやっぱ知念ちゃんだあ」


驚きのサプライズってもしかしてこれのこと、?

侑李が取引先の……担当者ってこと?


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作者名:真桜 x他1人 | 作成日時:2019年3月8日 0時

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