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雄也さんと大貴さんはアルバイト時間を過ぎてたため帰宅。もうとっくに閉店時間は過ぎてるのに侑李が起きないからぐだぐだしてしまった、
侑李「ん、」
しばらく雑談をしていると、やっと侑李が起きて目をぱちぱちしてる。
「おはよう」
侑李「あれ、A……かわいい、」
「は、」
慧「寝起きの一言目がそれ〜?」
侑李「……なんであなたがいるんですか」
冷やかす先輩とそんな先輩をキリッと睨む侑李。
また変な空気になっちゃって困ってたらまた伊野尾先輩は揶揄って。
慧「Aちゃんが好きすぎてついて来ちゃった〜!」
「訴えますよ」
侑李「僕の…A、、触るなぁ」
慧「俺はもうAちゃんにプロポーズしちゃったもんね」
侑李「ぷろ、、?は?」
あーもう、会社の人間じゃないからって言っていいわけじゃないのに先輩ほんと隠す気ないんだよな
「いつもの冗談。仮にされても全力で断るし」
慧「いつになったら好きになってくれんのー?」
「今後好きになる予定はないので。他の子にいったらどうです?先輩なら選び放題でしょ」
慧「選んだ結果がAちゃんなの」
やっぱ靡かねえな、なんて笑う薮さん。
お酒が入ってるせいかいつもは言えないような思ってたことが出てしまう。
でも、もういいや。なんか、、どうでもいい。
侑李「Aは僕と先輩どっちかいいの?」
「へっ?」
侑李「僕と先輩、同時にプロポーズされたらどっちをとるの?」
どっちか、なんて。
先輩は私を揶揄ってるだけなのに、本気で好きでいてくれてる侑李となんか比べられない。
宏太「知念、攻めたなー」
光「遂に進展あり?」
裏でこそこそ話してる2人の声に恥ずかしくなる。
「そんなの、決めれないよー、、」
慧「え、それって俺にも可能性ある?」
「本気で好きでいてくれる侑李と、、遊びで揶揄ってるだけの先輩なんて……比べたら、だめぇ、ふふ」
頭がぼんやりしてきて、意識が遠のいていく。
あ、寝ちゃう、、私の好きな人…私が本気で恋する人は誰なんだろ、
目を閉じた瞬間出てきたのは、何故か唯一の同期。
「……りょ、うすけ、」
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作者名:真桜 x他1人 | 作成日時:2019年3月8日 0時