ロマニとの話 ページ3
・ロマニがカルデアに来てすぐのこと
Side 男主
いつも通り電気室に籠ってメンテナンスをしてた時だった。不意に入り口が開いた気がしてそちらの方に目を向ける。
｢は、はじめまして！僕はロマニ・アーキマン。昨日からカルデアに務めることになりました。本当は当日に挨拶をしたかったんだけど…色々あって挨拶が遅れてしまったんだ。｣
｢あー、あんたが。俺は所長に呼び出される以外ずっと籠ってるからね。わざわざどうも。Aだ。よろしく。｣
地面に下ろしていた腰を上げて右手を伸ばす。それに気づいたようで彼も快く手を握り返した。
｢こちらこそ。あと、僕のことは気軽にロマンって呼んでくれて構わないよ。そっちの方が親しみがあるだろぅ？｣
人懐っこそうな笑顔でそう言われた。これがモテる男って奴かなんて、今思えばないない。ありえないな。
｢おう。分かった、ロマン。｣
｢全然分かってないじゃないか！？｣
なんて会話をしながらより深く自己を語り始めるロマン。一人で籠りっぱなしの俺には勤務中に会話をすることなんてほとんどなかったから新鮮な雰囲気である。
役割上でもここを一人で任されていることもあるが。
.
その後も十数分話をしていて彼は思い出したかのように声をあげた。
｢忘れてた！挨拶ついでに一緒にご飯に行こうと思ってたんだった！｣
へぇ〜。来たばかりで意中のスタッフでも出来たのかと思い彼に聞いてみた
｢誰を誘おうとしてたんだ？オペレーターの子か？｣
｢なにを言ってるんだい？君だよ。｣
さも当たり前のように答える彼に呆気を取られた。俺？いつも一人でいるホコリくさい三十路をか？動揺のあまり俺は仕事が…などと腰を下ろして座り込む、
｢さ、器具も片付けて。所長から貴方の話を聞いて興味があるんだ。どうやってカルデアスの電気供給への加担をしているのかとか…それから………｣
座っていたはずの体には力が入らずただ引かれる腕について行くだけだった。なんなんだコイツ。出会って初日になんでこんな親しげに接することが出来るんだ。
｢あ、興味があるなんて言い方少し悪かったかな…？気を害したなら謝るよ。｣
｢い、いや、別にそういうわけじゃ、ねぇ、｣
｢そうかい？なら食堂でまた詳しく話を聞かせてくれ｣
さらに腕を引かれる力が強くなる。
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年甲斐もなく新しい友達に喜ぶなんで…なんて恥ずかしいやつだ俺…
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星空部長(プロフ) - とても面白くていい作品だと思います。あの…リクエストでホームズお願い出来ますか？いつでも待ってます^^ (2018年5月21日 1時) (
レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ドール - リクエストでガウェインお願いします(´∀`) (2018年2月21日 0時) (レス) id: 500bf1b631 (このIDを非表示/違反報告)
人 - リクエスト失礼します！新宿のアサシンでリクエスト大丈夫でしょうか？ (2018年2月20日 19時) (レス) id: 1b0346dc17 (このIDを非表示/違反報告)
人 - 凄い面白いです！！更新頑張ってください！！ (2018年2月20日 19時) (レス) id: 1b0346dc17 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 作者さん» ありがとうございます！！ベディヴィエールさん凄い可愛いです…！今回も読みやすくて楽しく読ませて頂きました^^*リクエスト聞いて下さりありがとうございました。これからも頑張ってください！ (2018年2月20日 10時) (レス) id: bf7dfd3d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月10日 14時
