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それから俺は暴れまくった。
○○が居ないと楽しくないこの世界はイラナイ。○○がいなくちゃ、イミガナイ。
馴染みのある風景は残した。
それ以外は、火の海に飲み込めさせ、魔獣や悪魔を使って滅ぼす。
イラナイ、イラナイ。
そう言いながら、数十の町や国を火の地獄へ落とす。
【ほう、....面白い。シャオロン、お前に力を貸そう】
魔王様までが、力を使うことを許した。
ここから、本格的に世界を滅ぼす作業、だ。作戦は−−が練ってくれてるから心配は要らん。
、
『…お前は危ない。○○が居なくなってから、その辛さを嘆くように人を殺した。』
『世界はお前を許さ
「だからなんなんや？.....たかが友人のお前が、その関係より深い俺と○○の繋がりに何を言える？.....」
『…その目、お前は○○の何を見てきたん？』
全部を見てきた。
俺を呼ぶ声も、なんとしてでも自分の意思を貫き通す強さも、本が好きな君も、動物や木々を大切にする君も、
全部。
俺を見る優しい瞳も、
顔も。
全部、ぜんぶ！！！！！！！！！！！！
お前より見てきたんだ。
『けど、お前は忘れているようやな？○○は、その悪魔の力で人を殺せと一度でも命じたか？』
シャオロンは何も言い返せないと、口を噤んだ。
シャオロンの背後にある焼け野原を見て、魔法使いははぁ、と軽く息を吐く。 肩からかけていた鞄から1冊の分厚い本を取り出すと、数百ページを開いた。
『もう二度と。力を使わないようにお前を封印する。』
ビクッとシャオロンの肩が揺れる。
「封印って、....お前、この俺を、？」
『ああ、....これでも俺はそこらの魔法使いとはちゃうで。.....○○の友人として、肩を並べたかったからな。』
そう言った途端、シャオロンの足は地面にメリッと埋まり始める。
「ッ....な、んやこれ！」
『それか？....一時的な拘束呪文だ。』
「は、ッなせッ！！！！」
『離せば逃げる』
「当たり前やろ！！！」
言い合っている場合じゃない、と悪魔は首を振る。 魔法使いは余裕そうに赤い眼鏡を上げて「くたばれ」と告げ追い打ちをかけるように「ﾁ-ノ」と悪魔の名を呼び、身体の自由を奪う。本の中にシャオロンを放り込むと、小さな手をひらひらと降った。
いやだ、と言いながら、その声は掻き消される。
、
跡形もなく、根源の悪魔は消え失せたのだった。
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ぴくぴく - 更新ありがとうございます(ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座) (2022年3月8日 18時) (
レス) @page11 id: 6a70e0dbd5 (このIDを非表示/違反報告)
峰(プロフ) - ぴくぴくさん» あざます！！、！！ (2022年2月10日 20時) (レス) @page5 id: 474e369faf (このIDを非表示/違反報告)
ぴくぴく - お星様がシャオちゃんに!おめでとうございます! (2022年2月7日 19時) (レス) id: 037e0dd5e7 (このIDを非表示/違反報告)
峰(プロフ) - ぴくぴくさん» ありがとうございます〜〜！！ (2022年2月7日 8時) (レス) @page6 id: 474e369faf (このIDを非表示/違反報告)
ぴくぴく - あぁこれもやはり面白いですぅぅぅ更新気ままにしていって下さいね〜 (2022年1月23日 19時) (レス) @page6 id: ab035b58e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：峰 | 作成日時：2022年1月11日 23時
