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シャオロンは決心し、女の部屋を出た。
(…あったあった)
二階建てだった為、階段を降りリビングのような場所に出る。
ソファ、それと同じ高さのテーブル。その上に自分を封印していた本が置かれており、それを手に取った。
胸元で抱え、ぶっとい本を開く。
(俺を封印するくらいやから強い魔力が入っとるはずや…)
ごくり。喉を鳴らしてゆっくりと文章を目で辿った。
＿
「……読んでもそんな変わらんな」
ホンマに読む意味あったんか？
そう思ったシャオロン。実はこの本には魔力が1ミリも残っていなかったのだ。彼は開いた時点で、無駄な事だったと理解が出来る。
シャオロンは顔を顰め、テーブルの上に封印書を雑に置く。
はぁーっと息を吐いて頭をガシガシと掻いた。
「おもんないわ」
ぽつりと呟き、ウンウンと一人頷きながら腕を組み一人がけソファに座る。
それにしても、だだっ広いこの部屋に一人だけで住んどるんかな。
余りに大きい部屋に感心しつつ、背もたれに凭れて天井を仰ぐ。
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ぴくぴく - 更新ありがとうございます(ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座) (2022年3月8日 18時) (
レス) @page11 id: 6a70e0dbd5 (このIDを非表示/違反報告)
峰(プロフ) - ぴくぴくさん» あざます！！、！！ (2022年2月10日 20時) (レス) @page5 id: 474e369faf (このIDを非表示/違反報告)
ぴくぴく - お星様がシャオちゃんに!おめでとうございます! (2022年2月7日 19時) (レス) id: 037e0dd5e7 (このIDを非表示/違反報告)
峰(プロフ) - ぴくぴくさん» ありがとうございます〜〜！！ (2022年2月7日 8時) (レス) @page6 id: 474e369faf (このIDを非表示/違反報告)
ぴくぴく - あぁこれもやはり面白いですぅぅぅ更新気ままにしていって下さいね〜 (2022年1月23日 19時) (レス) @page6 id: ab035b58e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：峰 | 作成日時：2022年1月11日 23時
