ドSな彼らとシェアハウス

シェアハウス１０日目 ページ13

黒.尾side




Aちゃんと話してみたら、国見の言った通り素直な子だった。

いいじゃん、ふつーにタイプ。




孤｢クロ、ニヤニヤして気持ち悪い...｣




幼なじみの研磨に指摘された。

え？俺そんなニヤニヤしてたのか？




二｢まあ、分からなくもないですよ。

　俺もあの子、めっちゃタイプですし｣


黒｢だろ？つーか赤.葦。あのこと言わなくてよかったのかよ｣


赤｢何のことですか。名前のことなら言いましたよ｣


黒｢いや、そうじゃなくて。

　女子の同居人が来たときにいつもやってるアレだよ｣





そう言うと、赤.葦はあぁー、と思い出したみたいだった。




赤｢言わなくてもいいんじゃないですか？

　どうせ警戒されてますし、また何かされるっていうのは

　多分察してると思いますよ｣




いや、Aちゃん純粋っぽかったから、察してないだろ。



...待てよ。

そんなピュアな子を相手にできるって、最高じゃね？

なかなか教えがいがありそうだし。




月｢また何か企んでますよね、黒.尾さん｣


黒｢まぁな。

　んじゃ、今夜からスタートな。トップバッターやりたいやつは？｣




俺がグルリとみんなを見回すと、国見が手を挙げた。




国｢俺、トップバッターでお願いします｣


黒｢お、珍しいな｣



さては、さっきいじめたとき、結構きたな。

いつも無気力な国見がそそられるくらいなのかー。

楽しみだ。









さて、Aちゃんはどんな反応するのかねー？

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