ドSな彼らとシェアハウス

シェアハウス９日目 ページ12

黒｢...って感じだ｣


貴『はぁ...』





今は、説明が終わった後。

全部説明するのめんどくさいから要約すると、



家事は当番制、以上。←


いや、ホントにそれだけ。

ただルールと理由言われただけ。






ルールは、なんかルーレットみたいなのがあるから、それを回してく。

で、当たった係がその日の自分の当番。

料理当番だけは、決まってないらしい。

理由は、みんな部活で帰ってくる時間がバラバラだからうんたらかんたら...。←


...まあ、よくわかんない。←





黒｢とりあえず、今日は初日だから、お前の当番は無しな。

　 明日から働いてもらうぞ｣


貴『ん...分かった』




終わったなら部屋戻る、と言って立ち上がった私に、

赤.葦が思い出した様に声をかけた。





赤｢加古川、さっき黒.尾さんが言い忘れてたけど、

　基本名前呼びね｣


貴『は？なんで。

　 みんな名前で呼んでないじゃない』




...呼んでたとしても、私は呼ばないけど。




赤｢さっき決めた、加古川だけへの特別ルール。

　従わなかったら、国見や二口と同じことするよ？｣


貴『....』





国見はともかく、なんで二口のことまで知ってるのよコイツ。

...エスパーかなんか？←


それは置いといて、さすがにそれは困る。

けど名前呼びも...。



私が悩んだ結果..。





貴『...はぁ〜。呼べばいいんでしょ、呼べば』





渋々了承することに。

すると、赤.葦は満足そうな笑みを浮かべて、戻る許可をくれた。









なんで私だけ名前呼び？

何かの拷問？←




いろいろと考えながら、部屋へと戻った。

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